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Sep

NYダウは3営業日連続最高値

user 著者 鳥羽賢

23日もNYダウは最高値を更新した。

先週の堅調な地合が継続

週明け23日夜には米8月製造業・サービス業PMIが発表され、製造業の方は予想を下回ったがサービス業は上回るというまちまちの結果だった。先週の19・20日と史上最高値を更新してきたNYダウは、この日は先週終値よりわずか高い水準でほぼ横ばいが継続。そのまま61ドルの小幅高で終わり、3営業日連続の史上最高値更新となった。

今日の展望

今日は午後1時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。午後10時にアメリカのケースシラー住宅価格指数が発表されます。

日本225(円)

日本が休場でも動きあり

日本が秋分の日の振替休日のため23日は東京株式市場が休場した一方、大阪やシカゴなどの日経225先物は取引が行われた。先週終盤に38,000円を回復して先週を終えた先物は、週明けもほぼ同じ水準からスタート。東京市場は休場ながら、円安を受けて午前9時頃には400円ほど急騰して38,400円をつけた。その後しばらくは高値を維持していたものの、午後になると為替が円高に動いたことから400円ほど下落。東京休場にも関わらず動きがある1日だった。

米ドル/円

144円を挟んで上下

先週金曜の日銀植田総裁の会見で追加利上げに慎重な発言があったため、会見中から円安になり144円付近で先週を終了。そして始まった週明け23日の為替市場では、午前中には円が続落して一旦144円40銭を超えた。だが午前11時頃から米長期金利の低下などを材料に円買い・米ドル売りが増え、午後にかけて143円20銭まで円高に。その後も午後10時45分の米8月製造業・サービス業PMI発表後に数十銭急騰してすぐに戻るなど、144円を挟んだ上下が続いた。

この日も最高値を更新

米FRBの追加利下げ見通しが残っていることから、金利を生まない資産である金の相対的価値が上がり価格が上がりやすい地合が続いている。週明け23日は2,620ドル付近からスタートしたNY金は、小幅な上下を繰り返しながら午後11時過ぎには2,635ドルに到達。この日も史上最高値を更新した。

天然ガス

約3ヶ月ぶりの高値

米ではハリケーン「ジョン」がメキシコ湾岸に接近しており、天然ガス生産に影響が出るとの懸念が高まっている。週明け23日は100万BTU=2.45ドル付近から始まったNY天然ガスは、日中はあまり動かなかったものの夜以降はハリケーン懸念で上昇。24日朝方には2.65ドルをつけ、6月末以来約3ヶ月ぶりの高値となった。

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