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24
Jan

NYダウが7日連続下落

user 著者 鳥羽賢

20日でNYダウが7日連続の下げとなった。

米中貿易戦争懸念で下げが続く

トランプ大統領が中国に対する関税措置を次々に発表しており、中国も対抗措置を打ち出している。またアメリカはEUやカナダ・メキシコに対しても関税をかける政策を発表し、アメリカ対各国、特に中国の貿易戦争懸念が高まっている。NY株式市場は貿易戦争懸念から軟調な動きが続いており、現地時間の12日から20日にかけて、7営業日連続の下げとなった。

今日の展望

今日は午後4時半にスイスの政策金利が発表されます。午後8時にイギリスの政策金利が発表されます。

日本225(円)

前日の下げからリバウンド

前日は402円と大幅安だった日経225平均だが、NY株式市場が続落したことから20日も軟調な展開でスタート。60円高の22,338円で寄り付いた後、前場には一時22,100円台まで落ち込んだ。しかし後場になると、売りが一服しリバウンド相場に転換。前日の下げを全ては取り返せなかったものの、277円高の22,555円で終了した。夕方以降の先物の時間は大きな動きなく、21日朝まで22,400円台で推移。

WTI原油

米原油在庫減で上昇

米エネルギー情報局(EIA)が、20日に週間原油在庫を発表。予想の前週比190万バレル減に対し、発表は590万バレル減と減少幅が予想を大きく上回った。日中から夜にかけて65ドル付近で横ばいだったNY原油は、この統計を受けて21日未明には一時66ドルを超えた。しかし産油国による減産縮小への動きなどもあり、上昇は続かずその後は65ドルに戻るなどやや乱高下気味な1日だった。

約半年ぶりの安値まで下落

米FRBによる利上げ加速が予想される中、金利を生まない資産である金価格は下げが続いている。この日のNY金は朝方に1,275ドル付近にあった後、夜までは1,270ドル台前半であまり動きがなかった。しかし21日未明になって売りが増え、1,270ドルを割って1,260ドルに下落。この水準は昨年末以来約半年ぶりの安値となる。

ポンド/円

本日英政策金利発表

21日の午後8時に英中銀が政策金利の発表を予定しており、金利据え置きが予想されている。米欧の金融政策が緩和方向に向かう中、イギリスは今後の利上げについて何らかの見通しを示すかどうかが注目される。政策金利発表前となった20日のポンド/円 は、朝方には144円台にあったが夜になると上昇し21日未明には145円台前半になった。

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