24
Sep

NYダウが5営業日ぶりに下げる

user 著者 鳥羽賢

23日のNYダウは下落した。

場中の最高値更新後反落

23日は日本が秋分の日であり、東証は休場した。そのような状況だがこの日夜に発表された米9月製造業・サービス業PMIは、どちらも予想をやや下回る数字だった。予想を下回る経済指標を受けてこの日のNY株式市場序盤は追加利下げ観測拡大からダウ工業平均が上昇。一時は46,714ドルをつけて場中の史上最高値を更新したが、その後は下げに転じ終値は88ドル安と5営業日ぶりのマイナス引けだった。

今日の展望

今日は午後11時にアメリカの8月新築住宅販売件数が発表されます。

日本225(円)

東証休場なので動き薄

23日は秋分の日のため東証が休場していたものの、大阪の先物やシカゴなど海外の先物は取引が行われた。しかし原資産である日経225平均の動きがないため先物も大きく動かず。23日朝方には45,500円付近だった先物は、日中は主に45,500円台で小動き。しかし夜から24日未明にかけて200円ほど下落し、24日の東証は軟調な展開となり開始後さらに下落している。

米ドル/円

米経済指標には大きく反応せず

米ドル/円は23日日中は目立った動きがなく、1ドル=147円50~80銭のレンジで推移した。そして午後10時45分には米9月製造業PMIが発表され、予想の52.2を下回る52.0だった。また同時に発表されたサービス業PMIも予想の54.0を下回る53.9だった。しかしこの統計には大きく反応せず、そのまま24日未明も147円台後半の狭いレンジ内に留まった。

連日最高値を更新

FRBが18日未明に今年初となる利下げを発表し、今年中に2回程度の追加利下げが予想されたことで金利を生まない資産である金の相対的価値が上がり買われやすい地合になっている。23日午前中は3,740~3,750ドル付近で推移していたNY金だが、夕方頃に上昇して一時は3,790ドルをつけて連日の最高値更新となった。その後はしばらく最高値付近に留まり、24日午前4時頃には20ドル程度のやや大きな下げが見られた。

ココア

10ヶ月半ぶりの安値を更新後反発

西アフリカの生産国で天候が改善に向かっていることから、8月後半以降のココア価格は下落が続いている。また先週末にコートジボワールで最近降雨があったという情報が流れ、それが今週のココアにとって売り材料となった。前日約10ヶ月半ぶりに7,000ドルを割ったNYココアだが、23日の市場序盤に6,800ドル台まで続落。しかしそこで一旦下げは止まり、その後は反発して終値は7,000ドルを回復した。

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