21
May

NYダウが4営業日ぶりに下落

user 著者 鳥羽賢

20日のNYダウは下落した。

本日は英CPI発表など

21日は午後3時に英4月CPIの発表が予定されており、前年同月比+3.3%と前月より0.7ポイント高い数字が予想されている。そのような状況だが米経済指標発表のなかった20日のNY株式市場は、過去数営業日の上昇の反動で序盤から利益確定売りが多く入った。ダウ工業平均は終日マイナス圏で推移し、終盤にやや大きく下げて114ドル安で終了した。

今日の展望

今日は午後3時にイギリスの4月消費者物価指数が発表されます。午後5時に南アフリカの4月消費者物価指数が発表されます。

日本225(円)

朝方に上昇後下げる

前日のNYダウは137ドル高と小幅高だったものの、米国債格下げに大きく影響されなかったことがこの日の東京株式市場にとって買い材料となった。日経225平均は225円高の37,723円で寄り付き、直後に37,900円台まで急騰。しかし38,000円を超えるエネルギーはなく、その後は下げに転じて前場の残り時間から後場にかけて下落。終値は31円高の37,529円だった。

豪ドル/円

豪中銀は予想通り利下げ

豪中銀が20日午後1時半に政策金利を発表し、予想通り0.25%の利下げで金利は3.85%とされた。またブロック総裁の会見では「必要であればさらなる金融政策変更を行う用意がある」と述べられた。20日朝方に一旦1豪ドル=93円80銭まで上昇した豪ドル/円だが、午前中には円高が進行。そして利下げが発表されさらなる利下げも示唆されると、午後3時までには92銭60銭まで円高・豪ドル安に。その後は目立った材料がなく、夜から21日未明にかけて92円台後半で推移した。

米ドル/円

日米会談への見通しで円高

米ドル/円は20日早朝には1ドル=145円付近で推移していたが、朝方に一旦50銭ほど円安に動いた。しかしその後、今後の日米財務相会談で為替が議題に上るとの情報が流れた。これが円安が是正されるとの見通しにつながり、午前中から正午過ぎにかけて円高に動き午後4時過ぎには144円に接近。そこで下げ止まり、夜になると米長期金利の上昇を受けて145円近くまで円安になったが、21日未明は再度円高に動いた。

カナダドル/円

加CPIは予想を上回る

20日朝方に1加ドル=104円20銭まで上昇したカナダドル/円だが、日米財務相会談で為替が議題になるとの見通しから日中は円高が進行して午後には一時103円50銭をつけた。その後は反転して円安に動いた後、午後9時半にカナダの4月CPIが発表され、予想の前年同月比+1.6%を上回る+1.7%だった。この統計を受けて104円までカナダドルが上昇した後、21日未明には細かい上下が続いた。

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