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May

NYダウが10営業日ぶりに下げる

user 著者 鳥羽賢

週明け5日のNYダウは下落した。

途中までプラスも終盤に下げる

週明け5日は日本がこどもの日で東証が休場していたものの、NY株式市場は通常通り取引が行われた。この日発表された米4月ISM非製造業景況指数は予想を上回る51.6だった。NY株式市場が始まるとダウ工業平均は序盤にマイナスだったものの、その後上昇して中盤はプラス圏で推移。しかし終盤になると下落して98ドル安で終わり、10営業日ぶりの下落となった。

今日の展望

今日は午後5時にユーロ圏の4月サービス業景況指数が発表されます。

日本225(円)

主に37,000円台で推移

日本がこどもの日で東証が休場していた5日だが、大阪や海外の日経225先物は取引が行われた。先週金曜のNY株高を受けて37,200円まで上昇して先週を終えた先物だが、週明けは朝方に多少下落し日中は37,000円付近で横ばい。だが夕方以降になると上昇して一時は37,300円をつけ、6日未明には反落して37,100円付近で落ち着いた。6日も引き続き東証は休場する。

WTI原油

週明けに一時55.5ドル

週末に産油国・8ヶ国が6月に日量約41万バレルの増産を決定と発表し、4・5月に続く3ヶ月連続の増産となった。先週を58.5ドルで終えたNY原油は、この発表を受けて週明け5日は大幅安の55.5ドルからスタート。だがそれ以上の売り材料はなく、その後は日中から夜、そして6日未明にかけて緩やかながらリバウンドが継続。6日午前中には58ドルを回復している。

バークシャー・ハサウェイ

バフェット氏退任で5%安

世界有数の投資家であるウォーレン・バフェット氏が、経営するバークシャー・ハサウェイのCEOから今年末で退任と週末の取締役会で決定された。先週金曜を539.80ドルで終えていた同社のクラスB株は、この決定を受けて5日は大幅安となり一時は7%近く安い502.80ドルまで下落。その後は多少反発したが5.1%安の512.15ドルで終了した。

懸念拡大で100ドル高

FRBパウエル議長の解任懸念が高まった先月20日頃には一時3,500ドルまで高騰したNY金だが、その後トランプ大統領が「解任はない」と述べたことでしばらくは下げが続いた。そして5日は3,240ドル付近から今週をスタートしたものの、週末にトランプ大統領が海外の映画にも関税をかけると述べたことで再度懸念が拡大して金買いが増加。この日は日中から夜を通して上昇し、6日午前中の急騰で直近24時間の上げ幅は100ドルを超えた。

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