20
Aug

NASDAQ総合指数が急落

user 著者 鳥羽賢

19日のNY株式市場ではIT銘柄やNASDAQ指数が急落した。

ダウは場中の高値更新

19日のNY株式市場は今週後半のジャクソンホール会議待ちムードが高まっていたものの、IT銘柄にやや多くの売りが出てエヌビディアやAmazonが3%ほど下落。主にIT銘柄で構成されるNASDAQ総合指数は314ポイント安(1.5%安)の21,314.95で終了した。一方ダウ工業平均はNASDAQに比べて堅調な動きで、場中にわずかながら史上最高値を更新して10ドル高で終了した。

今日の展望

今日は午後6時にユーロ圏の7月消費者物価指数が発表されます。21日午前3時にアメリカのFOMC議事要旨が公表されます。

日本225(円)

場中の史上最高値を更新

8日に赤沢経済再生担当相が米による対日関税修正の可能性に言及して以来、東京株式市場は暴騰相場が続いている。前日・18日のNYダウは34ドル安で終了したものの、19日の日経225平均は132円高の43,846円で寄り付き。寄り後に数十円だけ上昇して場中の史上最高値を更新した。しかしこれまでの上がり過ぎ感からその後は前場の残り時間から後場にかけて売りが多く入り下落し、終値は168円安の43,546円と終値ベースの最高値更新はならなかった。

WTI原油

2ヶ月半ぶりの安値

産油国が9月も増産をすると決定したことや、IEAが来年の世界原油供給見通しを上方修正したことなどが最近の原油売り材料となっている。またトランプ大統領がウクライナ紛争の和平交渉を進めていることも同様に売り材料となった。19日朝方には62ドル台半ばにあったNY原油だが、日中から夜にかけて緩やかながら下落。6月上旬以来2ヶ月半ぶりの安値となる61ドル台をつけた。

リップル

5%超下落

先週の14日木曜に米7月PPIが発表された頃から、仮想通貨市場は軟調な動きが続いている。リップルは19日朝方には450円付近にあったものの午前中に440円台まで下落。午後から夕方過ぎにかけては比較的安定していたが、夜から20日未明にかけてまた多くの売りが入り420円台まで下落した。(注:チャートは米ドル表記です)

エヌビディア

序盤から終盤を通して売られる

7月以降の上昇で世界初の時価総額4兆ドル企業となったエヌビディアは、8月12日に最高値をつけたがその後しばらく高値更新が止まっている。前日・18日を182.01ドルで終えた同社の株は、19日は寄り時点でプラス圏だったもののその後は高値警戒感などから多く売られて序盤から終盤を通して下落。終値は3.5%安の175.64ドルで、時価総額は4兆2800億ドルだった。

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