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Dec

FRBパウエル議長は米経済に強気な発言

user 著者 鳥羽賢

5日未明にパウエル議長が発言を行った。

NYダウは史上初の終値45,000ドル

日本時間の5日午前3時45分から米FRBのパウエル議長がイベントで発言し、その中で「米経済は極めて良好な状態にあり、この状態は継続するだろう」と述べていた。4日夜に発表された米経済指標は予想を下回ったもののこの日のNY株式市場ではダウは序盤からプラス圏での推移が続き、パウエル議長の発言によって一段高。終値は308ドル高の45,014ドルで、史上初めて45,000ドルを超えた。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの新規失業保険申請件数が発表されます。

日本225(円)

先物上昇で40,000円に接近

前日のNYダウは76ドル安で終了したものの、この日の東京株式市場では日経225平均は106円高の39,354円で寄り付き。場中は寄り直後に39,400円台まで上昇した後39,000円まで下げるなど方向感に欠ける展開となり、終値は28円高の39,276円だった。夕方以降の先物は円安などを材料に39,700円台まで上昇して40,000円が見えてきたが、そこで失速して5日未明は主に39,500~700円で推移した。

ビットコイン

ついに10万ドルを突破

米大統領選以降急上昇してきたビットコインだが、11月21日に10万ドルに接近した後約2週間は10万ドル手前で足踏みが続いてきた。3日夜に韓国の戒厳令を受けて小幅下落したレートは、戒厳令が解除された直後の4日日中は1,430~1,450万円で横ばい。だが5日未明になると上昇し、午前11時過ぎには急上昇があり1,500万円を大きく突破。米ドル建てではついに10万ドルのレジスタンスをブレークした。(注:チャートは米ドル表記です)

バイナンスコイン

最高値を大きく更新

バイナンスのトークンであるビルドアンドビルド(旧バイナンスコイン)も3日夜の韓国戒厳令で小幅に下落したが、その後4日未明に急上昇。朝方には6月につけたこれまでの最高値である11万2000円を超えたがまだ上げ止まらず、日中から夕方にかけて続伸して午後7時頃には12万円に接近した。米ドル建てでも800ドルをつけたがその後は下落し、5日午前には11万円を割っている。(注:チャートは米ドル表記です)

リップル

4日夜以降に大幅調整

ビットコインなどが最高値を更新して仮想通貨市場が堅調な展開の中、11月から急上昇してきたリップルはついに調整が入った。3日夜の韓国戒厳令で一旦340円近くまで下げたレートは、4日未明から日中にかけて反発して夕方には400円を回復した。だがそこから地合が変わって夜から5日未明にかけて下げが続き、5日午前中には320円台をつけて4日夜から約20%の大幅調整となった。(注:チャートは米ドル表記です)

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