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28
Jan

ECBが政策金利発表へ

user 著者 鳥羽賢

7日の午後8時45分にECBが政策金利を発表する。

焦点はドラギ総裁の会見

7日の午後8時45分に、ECBが政策金利の発表を予定している。今回は政策金利・量的緩和ともに据え置きが予想されているが、6日にカナダ中銀がサプライズの利上げを行なったこともあり、何らかのサプライズが出るかもしれない。またその後9時半からはドラギ総裁が会見を行なう予定になっており、ここで今後の緩和縮小について何らかの道筋が示される可能性もある。

今日の展望

今日は午後8時45分にユーロ圏の政策金利が発表されます。

日本225(円)

北朝鮮不安から3日連続安

前日のNY株式市場でダウが200ドル以上下げたことから、この日の国内株式市場も軟調。日経225平均は前日比99円安の19,286円からスタートした。ただその後は大きな下げは見られず、前場から後場にかけてややリバウンド。終値は28円安の19,357円だった。夕方以降の先物の時間は、NY株式市場がリバウンド基調になったことから日経225先物が19,400円台まで上昇した。

WTI原油

ハービーの影響が遠のき上昇

アメリカでは8月末に南部にハリケーン「ハービー」が上陸し、石油関連施設の一部が操業を停止。そのために原油在庫が積み上がるという見通しから原油価格が下落した。しかし今週に入ると「ハービー」の影響が遠のき石油関連施設が操業を再開しているため、原油価格がリバウンド。6日になってもリバウンド相場は続き、NY原油は49ドル台まで上昇した。

カナダドル/円

カナダ中銀がサプライズの利上げ

カナダ中銀が6日の午後11時に政策金利を発表。市場予想は0.75%の据え置きだったが、サプライズで0.25%の利上げが発表された。この日のカナダドル/円は日中から夜にかけて87円台後半で横ばい。しかしサプライズの利上げが発表されたため、発表直後に暴騰し89円台に。その後は7日朝まで89円台で推移していた。

豪ドル/円

豪GDPは予想をやや下回る

オーストラリアが6日の午前10時半に第2四半期GDPを発表。前年同期比で予想の+1.9%に対し、発表は+1.8%だった。ただし予想と0.1ポイントしか違わなかったこともあり、豪ドル/円のレートは86円台後半のままそれほど動かなかった。その後夜以降になると、原油価格が上昇したことから資源国通貨である豪ドルが買われ、7日未明には87円台前半まで上昇。

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