16
Sep

3連休明けも東証は堅調

user 著者 鳥羽賢

16日は東証にとって3連休明けの日となる。

15日のNYダウは小幅高

今週は日米など多くの国が政策金利を発表する政策金利発表ラッシュの週となる。15日月曜は日本が祝日で休場していたものの、海外は通常通りの営業で発表された米景気指標は予想を下回った。しかしNY株式市場は今週のFOMC発表待ちの様子見ムードが強く、ダウ工業平均には大きな動きがないまま49ドル高で終了した。一方3連休明けの東京株式市場は先週の堅調な地合が残り、日経225平均は一時45,000円をつけた。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの8月小売売上高が発表されます。同時刻にカナダの8月消費者物価指数が発表されます。

日本225(円)

先物は小幅に上昇

15日は日本の株式市場が敬老の日で休場していたものの、海外の日経225先物は取引が行われた。週明けは先週終値とほぼ同じ44,400円台からスタートした先物は、東証が休場のため日中はあまり動かず。夜になると100~200円ほど小幅に上昇し、16日未明は44,600円台に留まった。なお16日の東証では日経225平均が史上初めて45,000円を超えた。

今週も最高値を更新

今週行われる米FOMCで利下げがほぼ確実になったことによって、金利を生まない資産である金は買われやすい地合になり最近は最高値更新が続いている。先週を3,640ドルで終えたNY金は、週明け15日の日中はまだ欧米勢が月曜の業務に入っていないこともあり大きな動きはないまま。だが午後9時頃から多くの買いが入り、40ドルほど上昇してこの日も史上最高値を更新した。

コーヒー

大幅高で4ドルを超える

ブラジルの生産地でここ1~2ヶ月ほど雨が少ないことから、コーヒーの生産量に対する懸念が高まり最近のコーヒー価格は上昇が続いている。そして週末になって先週も生産地のミナス・ジェライス州で降雨がなかったとのレポートがあり、それが週明けのコーヒー相場を押し上げた。15日のNY先物市場では節目の4ドルを超えてさらに上昇し、一時は4.2ドルをつけて史上最高値の4.4ドルの更新も視野に入ってきた。

テスラ

マスク氏購入の報道で上昇

15日になってテスラのイーロン・マスクCEOが、約10億ドル分の巨額のテスラ株を購入していたと報道された。先週を395.94ドルで終えていた同社の株だが、週明けのNY株式市場ではこの報道を受けて上昇し序盤に一時7.5%高となる425.70ドルをつけた。しかしそれ以上の買いはなく、中盤以降は下げて終値は3.5%高の410.04ドルに留まった。

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