30
Jul

31日未明に米政策金利発表

user 著者 鳥羽賢

31日午前3時に米政策金利が発表される。

29日のNY株式市場は下落

米ではFOMCが開催されており、日本時間の31日午前3時に政策金利の発表が予定されている。トランプ大統領は利下げをするようFRBに圧力をかけているものの、関税の影響が懸念されるため今回も据え置きが予想されている。また30日夜にはカナダ、31日早朝にはブラジル、同日昼には日本とこれから政策金利発表ラッシュになる。そのような状況だが29日のNY株式市場は政策金利発表への警戒感からポジション解消が進み、ダウ工業平均は204ドル安で終了した。

今日の展望

今日は午後10時45分にカナダの政策金利が発表されます。31日午前3時にアメリカの政策金利が発表されます。

日本225(円)

先週の暴騰後は3営業日続落

23日早朝にトランプ大統領が「日米が貿易問題で合意した」と発表したことから、関税による景気後退懸念が縮小して23・24日の2日間で日経225平均は約2,000円も暴騰。しかしそれ以上上昇できるエネルギーはなく、25・28日と2営業日連続で数百円下落した。そして迎えた29日は231円安の40,767円で寄り付き、場中も前場から後場にかけてさえない動きが継続。後場には一時40,500円台をつけ、終値は324円安の40,674円だった。

米ドル/円

30日朝方の地震で円高に

FOMCによる米政策金利発表待ちの様子見ムードが高まったため、29日の米ドル/円は大きな動きがなく日中は1ドル=148円台半ばで推移。そして夜には米5月ケース・シラー住宅価格指数や、6月JOLTS求人件数といった米経済指標が発表され、予想をやや下回ったことで米ドルが20~30銭下落した。30日未明になっても目立った動きはなかったものの、朝方にロシアのカムチャッカ半島で大きな地震があったとの報道が流れるとその後円高に動いた。

カナダドル/円

本日にカナダも政策金利発表

30日午後10時45分にカナダの政策金利発表が予定されており、2.75%のまま据え置きと予想されている。そのような状況だが29日朝方に1加ドル=108円10銭付近だったカナダドル/円は、日中から夜まで緩やかに円高・カナダドル安が進行。午後12時前にややまとまった下げがあり、30日未明には107円80銭付近で推移した後、朝方の地震の報道後に20銭ほど円高になった。

エヌビディア

序盤に上昇後反落

今月に世界初の時価総額4兆ドル企業になったエヌビディアは、その後も上昇の勢いは衰えず28日終値・176.75ドル時点での時価総額は4兆3000億ドルを超えた。そして29日も序盤に上昇して179ドルを超え、この時点で時価総額が4兆4000億ドルに近付いた。だが180ドルをつけることはできず、その後反落して前日比マイナス圏に。中盤以降は上昇できずにこの日は0.7%安の175.51ドルで終了。時価総額は4兆3000億ドルを割った。

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