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Dec

2023年の株式、為替、先物市場が終了

user 著者 鳥羽賢

30日朝方をもって仮想通貨を除く2023年の金融市場が終了した。

今年最後のNYダウは下落

29日夜に米12月シカゴ購買部協会景気指数が発表され、予想の51.0に対し発表は46.9と予想をかなり下回った。そして今年最後のNY株式市場が始まったが、前半な低調な景気指標を受けてダウ工業平均が一時200ドル近く下落。しかし後半になると切り返して20ドルの小幅安で終了。これをもって2023年の世界の株式、為替、先物市場の取引は全て終了となった。

来週月曜の展望

来週月曜は元日で世界各国の株式・先物市場が休場となります。

日本225(円)

大納会は小幅安

29日は東証が今年最後の大納会の日だった。前日のNYダウは53ドルの小幅高で終わったが、29日東証の日経225平均は81円安の33,458円で寄り付き。場中は前場から後場にかけて緩やかな下げが続き後場には一旦33,300円に接近したものの、引け間際に急騰して終値は75円安の33,464円だった。夕方以降の先物はしばらく33,400円台に留まった後、午後12時前に発表された米経済指標が予想を下回りそのしばらく後に一時33,200円まで下落した。

米ドル/円

141円を挟んだ動き

朝方に1ドル=141円50銭だった29日の米ドル/円は午前中は大きな動きがなかったが、午後になると米ドルを買う動きがやや広がり142円近くまで上昇。その後は夕方から夜にかけて141円台後半で推移していたものの、午後11時45分に発表された米12月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回ったため、その後約1時間は円高・米ドル安に動き141円を割り、そのまま141円付近で今年の取引を終えた。

WTI原油

最終日も下げで終了

今月になって紅海でイエメンのフーシ派による商船への攻撃が行われてきたことから一時は76ドルまで上昇したNY原油だが、紅海懸念の後退で今週後半は下げが続いた。29日朝方は72ドルだった原油価格は、日中は72ドルを挟んだ細かい動きが続いた後30日未明にやや下落。71.4ドルで今年を終わり、年間では約10%安だった。

ソラナ

15,000円付近で停滞

10月後半から上昇が続いてきたソラナは、特に12月20日から数日間急騰して26日未明には18,000円をつけた。しかしその後は高値更新がなく、しばらく停滞相場が続いている。29日朝方に14,500円だった価格は日中に15,500円まで上昇。しかしその後14,000円台後半まで下がり、他の金融市場が終了した後の30日日中にはまた一段下げて夕方頃には14,000円台前半をつけた。(注:チャートは米ドル表記です)

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