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28
Jan

2018年初日のNY株式市場は上昇

user 著者 鳥羽賢

2日から海外の株式市場では取引が始まった。

NYではダウが105ドル高

日本の株式市場はまだ休場しているが、アメリカなど海外の株式市場は2日から取引が始まった。アメリカでは足元の景気が堅調であり、かつ2日は米ドルが安くなったためにNY株式市場は初日から買いが優勢な展開。ダウ工業平均は105ドル上昇し、S&P500指数も上昇。NASDAQ総合指数は7,000を上回って終了した。

今日の展望

今日は午後12時にアメリカのISM製造業景況指数が発表されます。

日本225(円)

NY株高を受け上昇

アメリカの株式市場が2日から開いており、シカゴCMEの日経225先物もこの日から取引が行なわれた。朝方は先週終値の22,700円台からスタートしたが、午前中から午後にかけて下落し22,600円台に。しかしその後は夜にかけてNY株式市場が上昇したことなどから上昇に転じ、3日朝までに22,800円を回復した。

年末からの上昇トレンドが継続

米ドルが最近軟調なことや、ビットコインに12月8日以来高値更新が見られないことから、金の上昇トレンドが続いている。年末には1,300ドルを回復していたNY金は、年明け2日になっても朝から上昇。夜から3日未明にかけて上がり続け、3日朝には1,320ドルをつけ9月中旬以来3ヶ月半ぶりの高値となった。

ユーロ/米ドル

9月以来の1.2回復

12月下旬にはユーロ高が進行していたが、その流れが年明けになっても続いた。2日のユーロ/米ドルは朝から高く、9月以来となる1.2を回復。夕方にはユーロ圏と圏内各国の12月製造業PMIが発表されたものの、ほぼ予想通りか予想をやや下回った。この指標などを受け夕方以降はユーロが多少売られたが、1.2は維持した。このまま上昇し1.21を超えると、2015年1月以来3年ぶりとなる。

WTI原油

リビアやイギリスのパイプラインが再開

年末にリビアのパイプラインがテロで爆破されたことから、NY原油 [i] は上昇し60ドル台で昨年を終えた。しかし年末期間中に操業を停止していたパイプラインがまた再開しつつあるという報道が流れた。それに加えてこちらも操業を停止していたイギリスのパイプラインが、30日になって再開と発表。年明けの2日朝には60ドル台後半から始まった原油は、これらのニュースを受けてその後やや下落したが60ドルはキープした。

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