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28
Jan

2017年前半最後の週が開始

user 著者 鳥羽賢

今週は今年前半最後の週となる。

今週は先週に続いて材料少なめ

今週は2017年前半最後の週となる。しかし重要な経済指標や政策金利の発表は比較的少なく、先週に続いて材料難な週となると思われる。27日火曜(日本時間28日水曜午前2時)にはFRBのイエレン議長がロンドンで講演を行ない、それが数少ない材料の1つとなるだろう。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの5月耐久財受注が発表されます。

日本225(円)

上下どちらにも動きにくい相場

NY株式市場と同様、先週後半は特に大きな材料がなかったため、日本の株式市場も上下どちらにも動きにくい相場が続いていた。23日の日経225平均は前日比42円高の20,152円で寄り付き、その後はやや下落しつつ後場まで推移。一時は20,100円を割る場面もあったものの、終値は22円高の20,132円だった。夕方以降の先物の時間も材料難は同じで、20,100円前後で小動きのまま先週を終えた。

カナダドル/円

カナダCPIは低調

23日の午後9時半に、カナダの5月CPIが発表。前年同月比で予想の+1.5%に対し、発表は+1.3%とやや低調だった。23日日中は84円台前半で推移していたカナダドル/円だが、低調なCPIの発表後に急落。50~70銭ほど下げて83円台半ばになったが、その後は特に悪材料もなかったために24日朝まで緩やかに上昇。

WTI原油

多少リバウンドも安値圏に留まる

リビアやナイジェリアの増産といった材料から先週水曜には一時42ドル付近まで落ち込んだNY原油だが、木曜から金曜にかけて緩やかながらリバウンドが続いている。この日は米民間調査会社が週間石油掘削リグ稼働数を発表。前週比11基増の758基で、23週連続増となった。ただしこの統計も原油売りにはつながらず、23日から24日にかけて多少の上昇で終了。

米ドル安を背景に上昇

23日の為替市場では米ドル/円はあまり動かなかったものの、ユーロ/米ドルはややユーロ高・米ドル安に動いた。そのためNY先物市場の金には割安感が高まり、価格が上昇。23日朝には1,250ドル付近にあった金価格が、日中から夜にかけて上昇し1,260ドル近くに到達。しかし24日未明にはあまり動かず1,250ドル台後半のまま横ばいだった。

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