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28
Jan

2017年は残り2営業日

user 著者 鳥羽賢

2017年の営業日は残すところ28・29日のみとなった。

年末だが経済指標の発表はまだある

2017年の営業日は、残すところ28日と29日のみとなった。年末で閑散相場になることが予想されるが、28日にはアメリカの新規失業保険申請件数、29日にはドイツの12月CPIなど、経済指標の発表はまだ残っている。今週になって日米などの株式市場は動きが少なく、週後半もあまり動かないまま今年を終えると思われる。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの新規失業保険申請件数が発表されます。

日本225(円)

前日に続いて終日横ばい

年末のため海外勢を中心に休暇を取っている者が多く、市場には動きが少なかった。前日のNY株式市場もあまり動かなかったことから、日経225平均の寄り付きは38円安の22,854円とやや低くスタート。その直後に22,900円付近まで上昇し、その後は前場から後場にかけて横ばいで推移。終値は19円高の22,911円とかろうじて前日終値を上回った。夕方以降の先物の時間も動きのない相場は変わらず、28日朝まで22,900円付近で推移。

WTI原油

リビア爆発の影響は比較的短期

前日にはリビアの石油パイプラインでテロと思われる爆発が発生。この爆発を理由としてNY原油が上昇し、一時2年半ぶりに60ドルをつけた。その後パイプラインを運営しているリビアの国営石油公社が今後について発表し、修復には1週間程度かかるとのことだった。爆発の影響が比較的短期で終わると発表されたことから、27日には原油がやや反落し59ドル台半ばになったが、その後リバウンドし28日朝には59ドル台後半に。

豪ドル/円

原油高を背景に上昇

原油がリビア爆発を受け一時60ドルをつけたことから、資源国通貨である豪ドルは27日になって堅調な動きを見せた。未明には87円50銭付近にあった豪ドル/円だが、朝方から緩やかながら上昇を開始。夜には88円台に乗せ、そのまま28日朝まで88円付近で推移。同じく資源国通貨であるNZドル/円も、朝方の79円台後半から80円台前半まで上昇した。

中旬以来の上昇トレンドが継続

27日朝には1,280ドル付近にあったNY金だが、この日の日中から夜にかけて上昇し28日未明には1,280ドル台後半になった。金は12月12日の1,240ドルを底として、その日から2週間ほど上昇トレンドが続いている。これはビットコインが12月8日に230万円台の高値をつけて以来高値更新が止まっていることも一因になっていると思われる。

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