1日はNY株式市場が休場した。
1日は米がレイバー・デーの祝日だったため、米経済指標の発表はなくNY株式市場が休場した。そのため為替市場など開いている金融市場にも大きな動きはなかった。そのような状況だが、2日はユーロ圏の8月消費者物価指数などが発表される予定になっている。
今日の展望
今日は午後6時にユーロ圏の8月消費者物価指数が発表されます。午後11時にアメリカの8月ISM製造業景気指数が発表されます。
先週金曜のNY株式市場は高値警戒感から売りが多く入り、特に半導体株が売られてダウ工業平均は92ドル安で終了した。その流れから週明け1日の東京株式市場では日経225平均が356円安の42,362円で寄り付き、前場には半導体銘柄を中心に幅広い銘柄が売られて大幅下落。42,000円を割って一時は41,800円台をつけた。しかし後場になると地合が変わってリバウンド相場となり、終値は530円安の42,188円だった。
米ドル/円は週明け1日朝方は1ドル=147円からスタート。日中には上下数十銭ずつ動いた後、夜以降になると米国が祝日のため参加者が少なく2日未明にかけて147円~同20銭の狭いレンジで推移した。そして2日朝方に日銀の氷見野副総裁が会合で挨拶を行い、利上げに慎重な発言があった。この発言によって日銀の追加利上げ観測がやや遠のき、2日午前に数十銭以上円安・米ドル高が進行した。
ここ2週間ほどは仮想通貨市場が軟調な展開となっており、リップルも下げが続いている。他の金融市場が先週の取引を終える30日土曜朝時点で410円台にあったが、30日日中から31日日曜にかけては大きく動かず410円付近で推移。そして日付が1日月曜になった頃から売りが増えて下落し、午後2時過ぎには7月以来約2ヶ月ぶりに400円を割って390円台をつけた。その後一旦反発したものの、2日午前6時過ぎには再度400円を割った。(注:チャートは米ドル表記です)
今週を1ユーロ=172円からスタートしたユーロ/円は、午前中にはやや円安・ユーロ高に動き午後までには172円50銭になった。そして午後5時にはユーロ圏の8月製造業PMIが発表され、予想の50.5を上回る50.7だった。そのやや前の時間には独仏の8月製造業PMIが発表されたものの、これらの指標にはレートは反応せず。そのまま1日夜から2日未明にかけて主に172円30~40銭付近に留まった。
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