18日午前3時に米政策金利が発表される。
米では16日からFOMCが開催されており、日本時間の18日木曜午前3時に政策金利が発表される。最近発表されたインフレ指標や雇用指標が弱いこともあり、今回は利下げが確実と見られており中には0.5%の大幅利下げ予想もある。そのような状況だが16日夜に発表された米8月小売売上高は予想を上回る前月比0.6%増で、この統計によって大幅利下げ観測がやや後退してこの日のNYダウは序盤から軟調な展開に。ほぼ終日マイナス圏で推移して125ドル安で終了した。
今日の展望
今日は午後10時45分にカナダの政策金利が発表されます。18日午前3時にアメリカの政策金利が発表されます。
前日のNYダウは49ドル高で終わり、敬老の日で東証が休場していたが海外の日経225先物は15日夜から16日未明にかけ多少ながら上昇した。そして迎えた3連休明け16日の東京株式市場では、日経225平均は180円高の44,948円で寄り付き。直後に上昇して史上初めて45,000円をつけた。その直後に達成感から売りが増えて300~400円ほど下落したものの、前場中に寄り値付近まで切り返し後場は45,000円近くの高値で推移。終値は134円高の44,902円だった。なおチャート上の日本225(円)とはまだ200円程度のかい離がある。
今週のFOMCでは利下げが確実視されており0.5%の大幅利下げ観測も出ている。また次回以降の利下げの可能性も高まっており、FRBによる利下げ観測が米ドル売り材料となっている。16日朝方に1ドル=147円40銭付近だった米ドル/円は、利下げ観測を受けて日中から円高・米ドル安が進行。午後9時半に発表された米8月小売売上高が予想を上回ったことで多少は反発したものの、すぐに米ドル安基調に戻り17日未明には146円台前半をつけた。
米ドルと反対に動くことが多い金は、最近はFRBの利下げ観測が高まり米ドルが売られるのと逆に上昇が続いている。16日朝方に3,680ドルだったNY金は、午前中はあまり動かなかったものの午後以降に緩やかながら上昇。夜には3,700ドルをつけて史上最高値を更新したが、そこで一旦上昇は止まり17日未明から朝にかけて小幅反落した。
前日・15日のNY株式市場開始前に、テスラのイーロン・マスクCEOがテスラ株を10億ドル分も巨額購入していたことが明らかになった。この情報を受けて15日のテスラ株は一時7%以上上昇した後反落して410.04ドルで終了した。そして一夜明けた16日は再度堅調な地合となり、序盤からプラス圏で推移した末に2.8%高の421.62ドルで終了した。
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