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Apr

10連休前最後の営業日

user 著者 鳥羽賢

明日から日本は10連休に入る。

平成最後の営業日でもある

26日をもって日本の株式・先物市場は4月の営業日が終了し、明日からは10連休に入る。そして同時に26日は平成最後の営業日でもある。5月1日には新天皇が即位し、令和時代がスタート。株式・先物市場の再開は10連休後の5月7日となる。26日は10連休前なので手じまい売りが増えることも懸念される。

今日の展望今日は午後9時半にアメリカの第1四半期GDPが発表されます。

日本225(円)

日銀発表を挟み小幅高

前日のNYダウは59ドル安で終了。そしてこの日の東京株式市場は、日経225平均が17円安の22,183円からスタートした。しかし好決算が発表された企業もあったことなどから、緩やかながら上昇が続く1日に。正午過ぎには日銀が金融政策を発表し全て現状維持だったものの、株式市場にはそれほど影響がなく後場も緩やかな上昇が継続。終値は107円高の22,307円だった。

米ドル/トルコリラ

トルコ中銀が今後の利下げを示唆

トルコ中銀が25日の午後8時に政策金利を発表。予想通り24%の据え置きとされた。しかし同時に発表された声明では、これまであった「必要に応じてさらなる引き締めを行う」という文言が削除されていた。このため市場は今後の利下げもあると判断し、発表後にトルコリラが下落。発表前には1米ドル=5.89リラ付近にあったレートが、発表後には昨年10月以来の6リラに近付くところまでリラ安になった。

WTI原油

26日未明に1ドル以上下落

最近堅調な相場が続くNY原油は、25日も朝方から夜までは米によるイラン制裁の強化懸念などから上昇。一時は66ドル30セントをつけた。だが夜以降は為替市場で米ドル高が進行しNY市場の原油に割高感が出たことや、この日は6月限の最終取引日のために清算売りが出たことから大きく反落。26日朝までに1ドル以上下げて64ドル台になった。

ユーロ/米ドル

約2年ぶりの安値まで下落

25日の午後9時半にアメリカの3月耐久財受注が発表され、予想の前月比+0.8%に対し発表は+2.7%と好調な数字が出た。この指標によって米経済の堅調さが確認され、その一方で欧州経済は減速懸念が強く残っている。そのためこの日はユーロ安・米ドル高が進行し、ユーロ/米ドルは1.11に接近。この水準は2017年6月以来約2年ぶりの安値となる。

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