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28
Jan

金融市場は堅調な動きが続く

user 著者 鳥羽賢

26日は前日からの堅調な流れがまだ続いた。

外交問題にも関わらずダウ続伸

25日にはダウ工業平均が史上初めて2万ドルを突破したNY株式市場だが、26日になるとアメリカは国境付近の壁建設を巡ってメキシコとの外交問題が浮上。しかしダウ工業平均はこの日も続伸し、20,100ドルを超えた。ただし他の主要指数、S&P500指数などは下落。一方為替市場では米ドルが堅調だった。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの第4四半期GDP速報値が発表されます。

日本225(円)

2日連続の大幅高

前日のNY株式市場でダウ工業平均が2万ドルを突破したいい流れを引き継ぎ、26日の国内株式市場は前日に続いて堅調。日経225平均の寄り付きは183円高の19,260円で、ザラ場になっても前場から後場にかけて上昇が続き、終値は345円高の19,402円。2日連続の大幅高だった。夕方以降の先物の時間は円安が進行したことを受け、日経225先物が一時19,500円に到達した。

WTI原油

原油パイプライン建設などを材料に続伸

トランプ米大統領が今週になって、オバマ政権時代に環境問題から却下されたカナダとの原油パイプライン建設を承認した。その建設や他の材料などから、26日のNY原油は続伸。朝方の52ドル台から27日朝までには53ドル台に上昇した。しかし12月上旬以降1ヶ月半、54ドル付近にレジスタンスラインがあり、55ドルは超えられない状況が続いている。

アルファベット

過去最高益も株は下落

アルファベット(Google)が、26日に2016年10~12月期の決算を発表。売上高は前年同期比22.2%増の260億ドルで、過去最高。また純利益も前年同期比8.3%増の53億3000万ドルで、過去最高益を更新した。増収増益となった決算にも関わらずこの日のGoogle株はそれほど振るわず、スタート時点では前日終値より高かったもののその後下げ、終値は0.2%安の856.98だった。

ポンド/円

英GDPはほぼ予想通り

26日の午後6時半にイギリスが2016年第4四半期GDPを発表。前期比で予想の0.5%増に対し、発表は0.6%増だった。また前年同期比だと、予想2.1%増、発表2.2%増だった。GDPがほぼ予想通りだったこともあり、ポンドのレートはあまり反応せず。発表前は144円付近にあったポンド/円は、発表後も動きはなかった。ただこの日全体として見ると、円安地合にともなって27日未明には144円台まで上昇した。

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