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28
Jan

重要な発表が多い週が開始

user 著者 鳥羽賢

今週は重要な発表が多い。

カナダやユーロ圏の政策金利発表など

今週は重要な発表が多い。政策金利については、オーストラリア、カナダ、ユーロ圏と3ヶ国・地域から発表される。また日本やユーロ圏の第2四半期GDP改定値も発表を予定されている。さらにそれらに加えて週明け前の日曜には北朝鮮が水爆実験に成功したと発表したこともあり、今週はかなり波乱含みの1週間となりそうな雰囲気になっている。

今日の展望

今日は午後6時にユーロ圏の7月PPIが発表されます。

日本225(円)

3日連続でリバウンド

29日火曜に北朝鮮のミサイル発射があり底をつけた後、翌30日からはリバウンド相場が続いている。1日も日経225平均は87円高の19,733円で高く寄り付いてスタート。しかしその後は伸びず、前場から後場にかけてゆっくりとだが値を崩す展開に。終値は45円高の19,691円だった。夕方以降の先物の時間も19,600円で2日朝まで横ばいだった。

米ドル/円

雇用統計前後に乱高下

米ドル/円は1日の日中から夜にかけて、110円台前半で横ばい。そして夜9時半には米8月雇用統計が発表され、前月比15万6000人増と予想を下回る低調な数字だった。この発表のために、レートが一時109円50銭付近まで下落。しかしその後午後11時に発表された8月ISM製造業景況指数が良かったことなどを手掛かりに反騰し、一時は雇用統計前のレートを超える水準に。その後は110円台前半にまた戻り先週を終えた。

約10ヶ月ぶりの高値を更新

北朝鮮リスクの高まりなどを背景に、金価格の上昇が続いている。1日は日中から夜まで1,310ドル台後半で推移。そして米雇用統計が発表されると米ドルの下落と反比例し、NY金 が急騰し1,325ドル付近に到達。この水準は昨年の米大統領選前後以来、約10ヶ月ぶりの高値水準となる。また週明けは北朝鮮の水爆実験発表を受けて1,330ドルを超えて始まっている。

米ドル/トルコリラ

昨年12月以来のリラ高

最近発表されたトルコの経済指標に比較的良い数字が多いことなどから、リラの上昇基調が続いている。また1日は米雇用統計が悪かったため、米ドル/トルコリラは一気に下落(リラ上昇)。1日朝方は1米ドル=3.45リラ台にあったレートだが、2日未明までに3.42リラ台まで下落。この水準はトランプ相場で米ドル高が続いていた昨年12月以来の米ドル安・リラ高となる。

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