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28
Jan

週末に世界的なサイバー攻撃

user 著者 鳥羽賢

週末に世界的なサイバー攻撃があった。

今のところ金融市場への影響は軽微か

週末に世界的なサイバー攻撃が行なわれた。この攻撃のためにイギリスにある日産の工場で操業が停止。また病院でも必要な手術ができなくなるなど、深刻な被害が相次いでいる。今のところ攻撃の発信元は分かっていない。しかし金融市場への影響はこれまで報告されておらず、世界各国の株式市場は月曜も通常通り取引が行なわれている。

今日の展望

今日は午後11時にアメリカの5月NAHB住宅市場指数が発表されます。

日本225(円)

円安一服で下げる

前日のNY株式市場がパッとしない動きだったことや、為替市場における円安が一服したことなどから、12日の国内株式市場は売りが中心となった。前日比20円安の19,941円で寄り付いた日経225平均は、前場から後場にかけて下落し後場には一時19,809円をつけた。その後はやや切り返し、終値は78円安の19,883円だった。夕方以降の先物の時間もNY株式市場が軟調だったことから日経225先物は売られ、19,800円付近で先週を終了。

米ドル/円

低調な米経済指標を受け円高に

12日の日中は特に目立った材料がなかったため、米ドル/円は113円台後半で夜まで推移。そして午後9時半にアメリカの経済指標がいくつかまとめて発表され、その1つ・4月小売売上高は、予想の前月比+0.6%に対し発表は+0.4%と低調だった。また同時に発表された4月CPIも予想を下回った。これらの発表を受け円高・米ドル安が進行し、13日朝までに113円台前半に下落。

米ドル安のため上昇

米ドルと反対に動くことが多い金だが、12日は米ドルが軟調だったために金は反対に緩やかながら上昇した。朝方は1,220ドル台前半にあったNY金は、日中から夜にかけて上昇。午後9時半発表の米経済指標が低調だったため、発表後は数ドル急騰し1,230ドルに。またトランプ大統領のFBI長官解任から来る政治的不透明さも金買いを後押ししている。

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