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Dec

週末にかけて経済指標発表ラッシュ

user 著者 鳥羽賢

9日から10日にかけて各国の経済指標発表が増える。

日英のGDPや米CPIなど

9日から10日にかけて、各国の重要な経済指標発表が多くなる。9日には比較的少ないものの、10日朝には日本の第2四半期GDP速報値が発表。また同じ日の夕方にはイギリスの第2四半期GDP速報値も発表され、夜にはアメリカの7月CPIやカナダの7月雇用統計等の発表がある。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの7月PPIが発表されます。

日本225(円)

一時は22,800円まで上昇

前日のNY株式市場が上昇したことなどから、この日の東京株式市場では前場には堅調な動きが続いた。日経225平均は前日比4円高の22,666円で寄り付き、前場には順調に上昇。昼休み中に先物が買われたことから、後場開始直後には22,800円をつけた。しかし午後1時を過ぎると利益確定売りが膨らみ、100円以上の急落。前日終値を割ってさらに下がり、終値は18円安の22,644円だった。

米ドル/トルコリラ

米土会談は進展なし

米・トルコ関係の悪化を懸念し、今週は米ドル/トルコリラが1ドル=5.42リラのリラ最安値をつけた。この状況を打開するために、トルコの代表団がアメリカを訪問し8日にアメリカ側と会談を行った。しかし目立った進展は見られず、トルコリラは8日も軟調な動きが継続。8日朝の1ドル=5.25リラから、9日朝までには5.3リラまでドル高・リラ安になった。

WTI原油

米原油在庫は予想ほど減少せず

米エネルギー情報局(EIA)がこの日に週間原油在庫を発表。予想の前週比330万バレル減に対し、発表は140万バレル減と予想以下の減少幅だった。またガソリン在庫は、予想が前週比170万バレル減、結果は290万バレル増だった。8日の朝方から夕方まで69ドル台で推移していたNY原油は、貿易戦争懸念からその後下落。米原油在庫の発表がさらに下落を加速させ、9日未明には66ドル台まで下がり1ヶ月半ぶりの安値をつけた。

ビットコイン(日本円)

アメリカのETFに関する決定が延期

アメリカの証券取引委員会(SEC)が、ビットコインETFの上場に関する決定を来週から9月末まで延期すると8日未明に発表。この発表が仮想通貨市場を失望させ、8日未明以降ビットコインだけではなく仮想通貨全般が大幅下落。8日午前3時頃には79万円だったビットコインは、その後日中から夜まで下落が続き9日未明には70万円を割って69万円台に。1日で10%以上もの暴落だった。

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