4日に自民党総裁選が行われ高市氏が勝利した。
4日に自民党の総裁選が行われ、決選投票の末に高市氏が小泉氏を破って石破総理の後任となる総裁になることが決まった。高市氏は以前から日銀利上げには反対する一方減税などの政策を掲げていたため、来週明けは為替は円安に動き東京株は上昇するのではないかの予想が多い。そのような状況だが米政府閉鎖のために3日の予定だった米9月雇用統計の発表は延期された。米政府閉鎖にも関わらずNY株式市場への買い意欲は衰えず、ダウ工業平均は一時史上初めて47,000ドルをつけた末に238ドル高の46,758ドルで終了した。
来週月曜の展望
来週月曜は午後6時にユーロ圏の8月小売売上高が発表されます。
前日のNYダウは78ドルの小幅高で終了したものの、自民党の次期総裁の政策への期待などを受けてこの日の東証は全面高相場となった。日経225平均は106円高の45,042円で寄り付き、前場に500円ほど上昇。後場になると45,600円付近で安定推移し、終値は832円高の45,769円と9月25日につけたこれまでの終値最高値をわずか14円ながら更新した。夕方以降の先物も買いが止まらず、3日夕方から夜にかけて上昇して46,000円を突破。そのまま46,000円台を維持して今週を終えた。
ユーロ/円は3日早朝には1ユーロ=172円50銭だったものの、午前中には円安・ユーロ高に動き正午頃までには173円20銭をつけた。午後は緩やかな円高に動きつつ午後6時のユーロ圏の8月PPI発表を迎え、予想の前年同月比-0.4%よりマイナス幅が大きい-0.6%だった。この統計には特に反応はなく、さらにその後のECBラガルド総裁の講演も金融政策について言及がなかったために大きな反応はなかった。
ココア価格は8月後半以降下げが続いており、今週になって西アフリカの生産国であるガーナとコートジボワールでカカオ豆農家への補助金が増額されるとの情報が流れ新たな売り材料となった。2日を6,400ドル付近で終えたNYココアだが、3日も売りが止まらず序盤から下落。今週の終値は6,100ドル台で昨年3月以来1年7ヶ月ぶりの安値をつけた。
FRBが今後も利下げを行っていく見通しや、米政府閉鎖によるリスク回避の買いなどが入ってビットコインはここ1週間ほど急上昇が続いている。3日朝方には1,770万円だったレートは、日中はあまり動かなかったものの夜になって1,825万円を超えて上昇。8月14日につけた最高値をわずかに更新した。その後は4日土曜にかけて主に1,800万円台に留まっている。また米ドル建てでも12万4000ドル近くまで上昇して8月14日の最高値に接近した。(注:チャートは米ドル表記です)
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