4日の金融市場では北朝鮮のリスクが拡大した。
週末の3日に北朝鮮が「水爆実験に成功した」と発表したため、地政学的リスクを嫌気し4日の金融市場ではリスク回避の円高・株安の動きが拡大。日本の株式市場は下落し、為替市場では円高が進行した。一方この日はアメリカがレイバー・デーで祝日にあたるため、NY株式市場は休場だった。
今日は午後1時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。
先週の水曜から金曜にかけて3連騰した日経225平均は、北朝鮮リスクのために週明け4日には軟調な展開。76円安の19,615円で寄り付いた後、すぐに19,500円台に下落しそのまま19,500円を挟んだ攻防が継続。一時は19,400円台まで下がりつつ、終値はかろうじて19,500円をキープし19,508円だった。夕方に欧州勢が参加してくると日経225先物がもう一段下落し、その後は19,400円台で推移。
北朝鮮に関する地政学的リスクを嫌気し、週明けの米ドル/円は窓開けスタート。先週を110円台前半で終えていたが、朝方は109円60銭付近から始まった。しかしその後は特に材料はなく、109円台で方向性が定まらない展開。この日はアメリカが祝日で米経済指標の発表がなかったこともあり、夜以降もあまり動かなかった。
「有事の金買い」の言葉通り、北朝鮮リスクの高まりとともに金価格の上昇が続いている。先週を1,325ドル付近で終えた金価格は、週明けは上窓を開けて1,330ドル台でスタート。この水準は昨年11月以来となる。ただしこの日はNY先物市場が休場していたこともあり、その後は大きな動きはないまま推移。ロンドン市場の金は1,330ドル台で横ばいだった。
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