25日になっても週明けの円安・株高の流れが続いた。
23日に行われたフランス大統領選第1回投票では、マクロン候補とルペン候補が決選投票に進出。しかし決選投票ではマクロン候補の有利が伝えられている。EU離脱を政策として掲げないマクロン候補が大統領になる可能性が高まったことから、週明けの金融市場では円安・株高が進行。その流れが25日になっても継続し、アメリカではNASDAQ総合指数が史上初めて6,000を突破した。
今日は午後9時半にカナダの2月小売売上高が発表されます。
週明けからの株高の流れが25日になっても継続し、3円安の18,872円で寄り付いた日経225平均は場中に上昇。4月3日以来の19,000円台を回復した。その後は一時19,100円台まで上昇しつつ、204円高の19,079円で終了。夕方以降の先物の時間も円安や欧米株高を受け、日経225先物が19,200円近くまで上昇した。
フランス大統領選以来ユーロに対する懸念が大幅に後退し、週明けからユーロ高が続いている。そして25日に報じられたところによると、ECBが6月の理事会で発表する声明で、金融緩和解除に関する文言を入れることを検討しているとのことだった。この報道を受けてユーロはさらに買われ、ユーロ/円が約1ヶ月ぶりに121円台にまで上昇した。
産油国の減産は6月までとなっているが、7月以降に延長できるかどうか不透明な状況が続いている。減産延長への不透明さから、25日のNY原油は続落し一時48ドル台に。しかしその後、今週発表される米原油在庫が減少するだろうとの見方が出たため、49ドル台後半まで反発した。
週明けは為替市場でもリスク選好の円安・米ドル高が続き、24日の米ドル/円は109円台で推移。そして25日になるとさらに円安になり、110円台を回復した。この日の夜に発表された米3月新築住宅販売件数は、昨年7月以来の高い数字となる年率換算62万1000件だった。好調な住宅指標に後押しされた米ドルは26日未明にかけて買われ、26日朝までに111円台に到達した。
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