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27
Jan

英のEU離脱を問う国民投票が決定

user 著者 鳥羽賢

イギリスが6月23日に国民投票を行うと発表した。

EUの将来を決める国民投票

EUからの離脱への声が高まっているイギリスで、今年の6月23日にEU離脱の賛否を問う国民投票が実施されることになった。これは先週末に、残留を求めるEUがイギリスとの協議を終え、イギリスが求める改革案を飲むことで合意した直後の発表だった。イギリスが離脱したらEUには大ダメージとなるため、この投票がEUやユーロの将来を決める。

今日の展望

今日は夕方にユーロ圏の2月製造業・サービス業PMIが発表されます。

日本225(円)

円高進行を受けて下落

前日木曜から為替市場では円高が進行、19日朝時点ですでに112円台をつけていた。円高の進行を受け、金曜の国内株式市場は朝から前日比マイナス圏で展開。16,050円と前日比100円以上安い値で寄り付いた後、場中には一時15,700円台まで下落。終値も16,000円を回復できず15,967円だった。夕方以降の先物の時間も緩やかな円高の進行を受け、日経225先物が緩やかに下落し20日朝には15,700円台で先週を終えた。

米ドル/円

米CPIは予想を上回ったがドル安に

日中は113円付近であまり動きがなかった19日の米ドル/円だが、その後午後10時半に米1月CPIが発表。予想の前月比-0.1%に対し、発表は±0%と予想よりは良い数字だった。CPIの数字を受けて一瞬だけ上昇した米ドルだが、その後NY株式市場の下げや米国債利回りの下げなどを受け米ドル安に動き、一時112円台前半になった。

ダイムラー

ベンツにも排ガス不正問題浮上

昨年排ガス規制逃れ問題が浮上して世界を揺るがせたドイツのフォルクスワーゲン(VW)だが、先週になって同じドイツのダイムラー傘下のベンツにもアメリカで排ガス不正問題が浮上。ニュージャージー州で消費者に訴訟を起こされた。この問題が発覚したことにより、19日のダイムラー株は前日より2%下落し63.37で終了。ただしVWほどの大問題に発展する気配は今のところない。

天然ガス

気温上昇で天燃ガス売り

気温が先週から上昇してきているため、天然ガスの需要減観測が高まっている。前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した天然ガス在庫は、予想の前週比1540億立方フィート減に対し、発表は1580億立方フィート減と減少幅が大きかった。この統計は買い材料だが、気温の上昇観測には抗えず金曜になるとNY市場の天然ガスは約2ヶ月ぶりに180セント付近まで下落した。

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