3日夜に米3月ADP雇用統計が発表された。
3日午後9時15分に米3月ADP雇用統計が発表され、予想の前月比14万8000人増を上回る18万4000人増だった。この発表を受けて為替市場では米ドル高が進行し、節目の1ドル=152円に接近したがまたも152円は手前で失速した。そのような状況だがこの日のNYダウは序盤プラス圏で推移していたものの終盤になって失速し、43ドル安と3日連続安で終了した。
今日の展望
今日は午後8時半にECBの理事会議事要旨が公表されます。午後9時半にアメリカの新規失業保険申請件数が発表されます。
前日のNYダウは396ドルの大幅安で終わり、その流れからこの日の日経225平均は335円安の39,503円で寄り付き。直後に一旦39,200円台まで下がったもののすぐに寄り値付近まで反発し、その後は前場の残り時間から後場にかけて39,500円付近で推移。終値は387円安の39,451円だった。夕方以降の先物はしばらく場中終値付近に留まっていたものの、午後11時の米経済指標発表後に急騰して40,000円を回復した。
米ドル/円は3日朝方には1ドル=151円50銭付近にあったが、米長期金利の高止まりなどを受けて日中に上昇。そして午後9時15分には米3月ADP雇用統計が発表され、すでに述べたように予想を上回る前月比18万4000人増だった。この統計発表後には円安・米ドル高に動き、一時は152円まであとわずかの151円95銭をつけた。しかし午後11時に発表された3月ISM非製造業PMIは逆に予想を下回り、この統計後に米ドル売りが増えて4日朝までに数十銭円高に動いた。
ビットコインと同様に4月に半減期を迎える予定のビットコインキャッシュはここ数週間高騰して今週1日には一時106,000円をつけた。しかし高値警戒感が出たのか2日以降は下げに転じ、3日朝方に99,000円だったレートはこの日も日中から夜を通して下落。4日になっても下げは止まらず、一時は24時間前より12%も安い88,000円台をつけたが、そこで一旦底をつけて反転した。(注:チャートは米ドル表記です)
ウクライナがロシアの石油施設にドローンで攻撃を続けていることや、イラクが先月に今後の減産を発表したことなどから原油価格は上昇が続いている。3日日中は85ドル台前半で推移していたNY原油だが、夕方以降に上昇して昨年10月以来となる86ドルまで到達。しかし午後11時に発表された米週間原油在庫が予想の前週比変動なしに対して320万バレル増と予想を上回ったため、それ以上の上昇はなく4日未明は85ドル台後半に留まった。
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