7
Nov

米10月雇用統計も発表延期

user 著者 鳥羽賢

7日は米10月雇用統計の発表が予定されていたが延期となった。

米政府閉鎖で2ヶ月連続延期

7日は本来なら米10月雇用統計が発表される日だったが、米政府機関の閉鎖が続いているため延期とされた。これで雇用統計の発表延期は前月に続いて2ヶ月連続。そのような状況だが6日夜には重要な米経済指標の発表はなかったものの、最近の雇用情勢悪化やAI銘柄の過熱感からの利益確定売りなどを受けこの日のNY株式市場は軟調な展開に。ダウ工業平均は序盤から下落して398ドル安で終了した。

今日の展望

今日は午後10時半にカナダの10月雇用統計が発表されます。

日本225(円)

800円超の大幅反発

前日・5日の東証は日経225平均が最大で2,400円以上下落した末に1,285円で終了する荒れた相場だったが、その後夕方から6日未明にかけて先物が反発し、6日場中も引き続きリバウンド相場となった。この日は580円高の50,792円で寄り付き、場中は前場から後場まで51,000円を挟んだ上下が継続し、終値は671円高の50,883円だった。しかしこの日の夕方以降の先物はNY株安などを受けて軟調な動きとなり、7日未明には50,000円近くまで下落した。

米ドル/円

円高進行して153円を割る

5日に発表された米10月ADP雇用統計や他の経済指標は予想を上回ったことで、発表後に円安・米ドル高に動き一時は1ドル=154円を突破。そのまま6日未明には154円台に留まっていたものの、日中は緩やかな円高が続いた。この日は目立った米経済指標の発表はなく、一部地区連銀総裁による今後の利下げに対して慎重な発言にも関わらず7日未明まで円高が継続。午前2時頃には153円を割って152円をつけ、その後は朝方まで153円付近で推移した。

ビットコイン

1,600円回復後再度下落

仮想通貨市場は今週に入ってから崩れており、ビットコインは5日朝方に一時6月以来の安値となる1,515万円まで下落。だがその後は反発して6日未明には1,600万円を回復した。しかし地合は完全には回復せず、6日日中には再度下落。夜から7日未明にかけて下げ足を速めて一時は1,530万円台をつけ、その後は1,550万円付近に留まった。(注:チャートは米ドル表記です)

テスラ

マスク氏への1兆ドル報酬が承認

テスラは6日に株主総会が開催され、焦点となっていたイーロン・マスクCEOへの最大1兆ドルもの超巨額報酬を承認するかの採決が取られた。前日を462.07ドルで終えたテスラ株は、6日は市場全体の軟調な地合もあり序盤から下落し3.5%安の445.91ドルで終了した。そしてNY株式市場終了時刻頃に株主総会の採決が終わり承認と決まったものの、時間外市場での株価は大きく反応せず場中終値付近に留まっている。

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