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Dec

米財務省が為替報告を公表

user 著者 鳥羽賢

米財務省が18日未明に為替報告を公表した。

日中などを監視対象に指定

米財務省が18日未明に為替報告書を公表した。その中では、日本、中国、韓国、インド、ドイツ、スイスの6ヶ国が監視対象として指定されていた。ただし中国の為替操作国認定は見送られた。また18日午前3時にはFOMCの議事要旨が公表され、今後も緩やかなペースで利上げを続けていくことを確認。この内容を受けて米ドルが上昇している。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの新規失業保険申請件数が発表されます。

日本225(円)

連日の大幅高

前日のNY株式市場ではダウが548ドル高と暴騰。その流れから17日の国内株式市場も堅調だった。日経225平均の寄り付きは257円高の22,806円となり、寄り付き直後に上昇し23,000円に接近。だが23,000円を超えることはできず、その後は後場にかけて緩やかながら下落が継続。終値は292円高の22,841円だった。夕方以降の先物は一時22,600円台まで下がった後、18日朝にかけて再び上昇した。

WTI原油

米原油在庫増で70ドル割れ

米エネルギー情報局(EIA)が17日に週間原油在庫を発表。予想の前週比220万バレル増に対し、発表は650万バレル増と大幅に上回った。17日朝方から夕方まで72ドル付近で推移していたNY原油は、夕方頃からやや下落。そして米原油在庫が発表されると下落が加速し、18日朝までに約1ヶ月ぶりに70ドルを割った。

ユーロ/円

イタリア・イギリス要因でユーロ安

2019年の予算案をEUに提出していたイタリアだが、17日になって予算案がEUに承認されなかったと報じられた。イタリア要因に加え、イギリスのEU離脱交渉で進展が見られないことから不安が高まり、この日のユーロは終日軟調。朝方に130円付近にあったユーロ/円は、日中から夜まで下落が続き129円台前半に。しかし18日朝にかけてややリバウンドし129円台後半を回復した。

米ドル/トルコリラ

対米関係改善でトルコリラ続伸

先週末にアメリカ人牧師が解放されて以来、アメリカとの関係改善期待からトルコリラの上昇が続いている。17日日中は1米ドル=5.7リラ付近で横ばいが続いていた米ドル/トルコリラだが、その後はドル建てのトルコ債に対する応募が殺到したことなどを材料に、トルコリラが急騰。1米ドル=5.5リラ台まで上昇し、8月10日の暴落以来のリラ高値をつけた。

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