15日はアメリカが休場していたが、金融市場の動きはまちまちだった。
15日はアメリカがキング牧師の日で祝日であり、株式・先物市場は休場していた。そんな中日本など他国は通常通り取引が行なわれていたものの、動きは市場によってまちまち。日本の株式市場は4営業日ぶりに反発した一方、米ドルは終日軟調な展開が続いた。また先物市場では原油が一段高となった。
今日は午後6時半にイギリスの12月CPIが発表されます。
先週後半は円高が進行したことから、日経225平均は3日連続下落で終了。しかし12日金曜はNY株式市場でダウが200ドル以上上昇して終わり、そのいい流れが15日になっても継続。日経225平均は174円高の23,827円で寄り付いて始まったが、その後は前場に利益確定売りなどから23,700円台まで下落。しかし23,700円台は後場にかけてキープし、終値は61円高の23,714円と4営業日ぶりの上昇だった。
アメリカが祝日だった15日だが、日本やユーロ圏で緩和縮小観測が高まっているから相対的な意味で米ドルが売られやすい地合が続いた。米ドル/円は先週終了間際に110円台まで下落した後、今週になっても15日朝方からずっと110円台を維持。米経済指標の発表はなかったが、夜にかけて緩やかな米ドル安が続き夜には昨年9月以来となる110円台前半に沈んだ。しかしその後は16日朝にかけてややリバウンド。
クルド人問題などを抱えるトルコだが、15日になってエルドアン大統領が「クルド人武装勢力に対する軍事行動はいつでも起こせる用意がある」と発言。15日朝から夕方にかけて1米ドル=3.75台でほぼ横ばいだった米ドル/トルコリラだが、エルドアン大統領のこの発言を受け夕方以降は上昇(リラ下落)し、15日午後12時頃には3.8に近づいた。
ECBによる緩和縮小観測などから、最近はユーロの上昇が続いている。15日朝までに2014年末以来となる1.22台を回復したユーロ/米ドル は、15日日中以降も堅調。夕方にはユーロ圏の11月貿易収支が発表され263億ユーロの黒字と良好な数字だったこともユーロ買いを後押しし、夜には1.23に接近。しかし16日未明にかけて1.22台後半まで後退し、朝までその水準に留まった。
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