LINE
16
Jan

米中が貿易合意第1段階に署名

user 著者 鳥羽賢

15日に米中が貿易合意の第1段階に署名した。

市場にとっては織り込み済

15日に米中が貿易合意の第1段階に署名した。この合意は中国が2000億ドル分の米国製品を輸入するなどの内容が盛り込まれている。しかし合意自体は昨年12月に行われており、この署名は織り込み済で市場にとっては特に材料にならなかった。15日のNY株式市場は楽観ムードの拡大から続伸し、ダウ工業平均は90ドル高で終了し初めて終値で29,000ドルを超えた。

今日の展望今日は午後8時にトルコの政策金利が発表されます。時刻は未定ですが南アフリカの政策金利が発表されます。

日本225(円)

小幅反落し24,000円を割る

前日のNYダウは32ドル高とやや上昇したものの、為替は夕方以降やや円高に動いた。そのためこの日の東京株式市場は軟調で、日経225平均は前日比102円安の23,923円からスタート。一時は24,000円を回復しそうなところまで上がったものの、結局超えられずに反落。23,800円台まで下がる場面も見せつつ、終値は109円安の23,916円だった。夕方以降の先物も目立った材料がなく、16日朝まで23,900円付近で横ばい。

WTI原油

米原油在庫発表後に下落

米原油在庫発表待ちムードが強かった15日のNY原油は、58ドル台前半で横ばい。そして16日午前0時半に原油在庫が発表され、予想の前週比40万バレル増に対し発表は250万バレル減と予想に反して減少だった。しかしガソリン在庫は予想が340万バレル増、発表が670万バレル増と予想以上の増加で、この統計を受けて原油価格は一時50セント以上下落したが、その後元に戻る「行って来い」の動きだった。

トルコリラ/円

本日トルコの政策金利発表

トルコは16日午後8時に政策金利発表を予定しており、今回は0.5~1%程度の利下げが予想されている。政策金利発表前となった15日のトルコリラ/円は、様子見ムードが強く朝方の18円70銭から大きな動きがないまま。16日朝になっても同じ水準に留まっているが、午後8時の金利発表次第で大きく動くことも予想される。

南アランド/円

南アフリカも政策金利発表

トルコだけではなく、南アフリカも16日に政策金利発表を予定している。南アフリカの場合発表時刻は未定だが、これまでの通例から午後10~12時に発表されると思われる。そして今回は6.5%のまま据え置きが予想されている。政策金利発表前となった15日のランド/円は、1ランド=7.63~7.67ランドで15日朝から夜にかけて推移した。

この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。

世界の取引チャンスを活かしましょう