米ダウが史上最高値を大幅更新

筆者 鳥羽賢 |

11日も米ダウ工業平均が史上最高値を更新した。

 

ダウは25,500ドル突破

11日は仮想通貨全般が下落し、日本の株式市場もさえない展開だった。しかしその一方、原油価格が上昇したことなどを手掛かりにアメリカのNY株式市場ではエネルギー株を中心に買いが膨らみ、主要3指数が上昇。ダウ工業平均も200ドル以上の上昇となり、25,500ドルを突破しこの日も史上最高値を更新した。

 

 

日経225平均 - 連日の調整下げ

大発会から9日まで3日間で約1,000円の暴騰となったことから、10日以降は調整の動きが見られる。為替市場で円高・米ドル安が進行していることもあり、11日の日経225平均の寄り付きは前日比132円安の23,655円。その後は後場になってややリバウンドする動きが見られたものの、大きな上昇にはつながらず78円安の23,710円で終了。連日の調整下げとなった。

日経225平均15分足チャート

 

USD/JPY - 米経済指標低調で111円に近付く

前日には一部のメディアが「中国が米国債購入の停止を検討」と報じたことから、11日朝までに米ドル/円は111円台前半に下落。しかし日中になって、中国側がこの報道を否定するコメントを出したという情報が流れたため、夕方までには111円台後半にリバウンド。その後午後10時半に発表された米12月PPIは前月比-0.1%という低調な数字だったことから、発表後米ドル売りが再燃し12日朝には111円近くまで下落した。

USDJPY15分足チャート

 

EUR/JPY - ECB理事会議事要旨公表後急騰

11日のユーロ/円は日中から夜にかけて133円台半ばで横ばい。午後7時に発表されたユーロ圏の11月鉱工業生産は予想を上回ったものの、ユーロのレートはあまり動かなかった。そして午後9時半にはECB理事会の議事要旨が公表され、インフレの下押し圧力は一時的なものであるという内容が含まれていた。このため公表後にレートが1円ほど急騰し134円台半ばになり、その後は12日朝まで134円台を中心に推移。

EURJPY15分足チャート

 

WTI原油 - 米原油在庫が予想以上の減少

米エネルギー情報局(EIA)が、11日に週間原油在庫を発表。予想の前週比390万バレル減に対し、発表は490万バレル減と減少幅が予想を上回った。また原油受け渡し地点のクッシングの在庫も前週比350万バレル減少した。11日日中から夜にかけて63ドル台に留まっていたNY原油 [i] は、原油在庫減の発表を受けて急騰。64ドルを超えて65ドルに近付いた。だが12日未明になって、上がり過ぎ感から利益確定売りが出て63ドル台まで反落。

oil15分足チャート

 

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの12月CPIと小売売上高が発表されます。

 

 

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筆者について
鳥羽賢

慶應義塾大学経済学部卒業。輸入業務に従事後、ライターとして2003年より主に経済分野を中心に執筆活動を行う。企業トップへインタビューした上での、ビジネス記事執筆経験多数。ポータルサイト『オールアバウト』では、「世界のニュース・トレンド」テーマなどで、数年間政治・経済ニュース記事を執筆。FXの専門誌『月刊FX攻略.com』でも各通貨ペアの特徴解説など、FX攻略記事を執筆した経験がある。主な著書に、『とにかくわかる! FX超入門者』(すばる舎)などがある。翻訳活動も行い、FX投資教材の翻訳を中心に、金融分野の翻訳実績も多数。自身でも投資を行い、FXのトレードも2006年以来7年以上にわたって継続している。