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Jan

火曜日中まで堅調な株式市場が継続

user 著者 鳥羽賢

20日火曜日中までは堅調な株式市場が続いた。

日本の株式市場も上昇

先週の政策金利発表ラッシュを問題なく終えたこともあり、今週になって各国の株式市場は上昇スタート。19日夜のNY株式市場は大きく上昇し、また20日日中の日本の株式市場も大幅高となった。ただし20日夜のNY株式市場になるとその勢いも衰えが見られた。また先物市場でも原油の下げが続いている。

今日の展望

今日は午後11時にアメリカの5月中古住宅販売件数が発表されます。

日本225(円)

大幅高で今年の最高値更新

前日のNY株式市場が上昇したことや、NY連銀総裁の金融引き締め容認発言から起こった円安を受け、20日の国内株式市場は寄り付きから大幅高でスタート。日経225平均は167円高の20,234円で始まった。場中にも上昇し、一時は20,300円台になり場中の今年の最高値を更新。そのまま高値を維持し、終値は163円高の20,230円とこちらも終値ベースで今年の最高値となった。

ポンド/円

カーニー総裁の発言でポンド売り殺到

英中銀のカーニー総裁が、日本時間の20日午後4時半から講演を行なった。その中で「インフレ圧力は抑制されており、今は利上げの時ではない」と発言。前回の政策委員会では利上げを主張していた委員が8人中3人いたものの、この発言で利上げ期待が一気に縮小。発言前は142円台にあったポンド/円だが、発言後に一瞬で141円台に下落。その後もポンド売りが止まらず21日朝には140円台までポンド安になった。

WTI原油

リビア・ナイジェリアの増産から下げる

OPEC総会で減産を延長したにも関わらず下落が続いているNY原油 だが、この日になってリビアで増産が続いていると報道された。またナイジェリアでも原油の生産が増えているとの報道も流れ、これらの報道から20日の原油は一段安。20日朝には44ドル台にあった価格は、夜には一時42ドル台をつけるところまで下落した。

豪ドル/円

原油安を受けて豪ドル売り

20日の午前10時半に豪中銀が金融政策会合の議事要旨を公表。その中では豪ドル高けん制発言などがあったが、それ自体には豪ドルはあまり反応しなかった。夕方頃には豪ドル/円は85円近くまで上昇したものの、その後先物市場で原油安が進行したことから、資源国通貨である豪ドルも売りが優勢。夕方以降急激ではないものの豪ドル安が続き、21日朝には84円台前半まで下落した。

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