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Dec

海外はクリスマス休暇へ

user 著者 鳥羽賢

今週から海外の多くの国がクリスマス休暇に入る。

週明けのNYダウは小幅高

今週は欧米の多くの国がクリスマス休暇に入る。25日水曜と26日木曜は多くの国で株式市場が休場し、本日・24日もドイツなど一部の国がすでに休場する。そのような状況だが先週金曜に発表された11月個人消費のPCEデフレーターが予想を下回ったことでFRBの利下げ減速見通しが後退。NY株式市場ではダウ工業平均が序盤に一時300ドル以上下落したもののその後反発。66ドルの小幅高で終わり、先週から数えて3営業日連続高となった。

今日の展望

今日は午後12時にアメリカの12月リッチモンド連銀製造業指数が発表されます。

日本225(円)

39,000円を挟んで上下

先週金曜に発表された米11月個人消費PCEデフレーターが予想を下回ったことでFRBによる利下げ減速見通しが後退し、NYダウは498ドル高で終わり日経225先物も大幅高で先週を終えた。その流れから週明けの東京市場では339円高の39,040円で寄り付き。寄り直後に一時38,800円台まで下落したがその後は後場にかけて切り返し、終値は460円高の39,161円だった。夕方以降の先物も39,000円付近での上下が続き、24日未明に一時39,300円台まで上昇したが朝方までに元の水準に戻った。

米ドル/円

円安進行し再度157円

先週後半の米ドル/円は19日未明のFOMC発表で来年の利下げ減速見通しが高まり、一時は1ドル=158円近くまで円安が進行。しかし金曜のPCEデフレーター発表などで円が反発して156円台前半で先週を終えた。そして週明け23日日中は156円50銭付近で横ばいが続いた後、米長期金利が4.5%付近で高止まりしていることなどを受け夕方頃に再度円安が進行して夜には157円を回復。24日未明はそのまま157円台前半に留まった。

ホンダ

日産との経営統合協議開始で暴騰

23日午後に日産自動車とホンダが三菱自動車も交えて共同会見を開き、今後は経営統合の協議を進めていくことを発表した。23日を1,276.5円で終えていたホンダ株は、この経営統合を好感して24日は14%高の1,456円からスタート。前場には一時17%高の1,495円をつけ、その後も高値で推移している。

日産

ホンダと逆に前場下げる

ホンダと同様に23日の共同会見で経営統合協議開始が発表された日産自動車だが、市場の反応はホンダとは逆になった。23日を450円で終了した日産株だが、24日の前場が始まるとホンダとは逆に経営統合に失望して売りが殺到。一時は7%超安の417円まで下げたが、その後反発して前日終値付近で前場を終了。後場になると一段高となり470円を超える場面も見せた。

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