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Aug

来週月曜はNY株式市場が休場

user 著者 鳥羽賢

来週の1日月曜はNY株式市場が休場する。

レイバー・デーで休場

来週の1日月曜は米がレイバー・デーの祝日にあたり、NY株式市場が休場する。そのような状況だが29日夜には米7月個人消費のPCEデフレーターが発表され、予想通りの前年同月比+2.6%だった。またそれ以外に発表された米経済指標は予想を下回るものが多かった。NY株式市場ではダウ工業平均が前半に一時200ドル以上下落したものの、後半になると反発して終値は92ドル安だった。

来週月曜の展望

来週月曜はNY株式市場が休場します。午後5時にユーロ圏の8月製造業PMIが発表されます。

日本225(円)

先物が大幅安

前日のNYダウは71ドルの小幅高で終了したものの、この日の東京株式市場では日経225平均は54円安の42,774円で寄り付き。しかしこの日は材料難な1日となり、場中は前場から後場を通して大きな動きないまま推移。終値は110円安の42,718円だった。だが夕方以降の先物は午後5時頃と11時頃にまとまった下げがあり42,000円近くまで下落し、30日未明はそのまま42,100円付近で推移しつつ今週を終えた。

ビットコイン

下げ止まらず1,600万円割れ

ビットコインは8月14日に1,820万円を超えて史上最高値を更新したものの、その後はさえない動きが続いている。29日朝方には1,650万円だったレートは、日中から夜を通して下げ続けて夜には1,600万円を割って1,500万円台に。30日未明には一時7月上旬以来の安値となる1,580万円台をつけ、30日午前中もほぼ同じ水準に留まっている。また米ドル建てでも同様に一時は7月上旬以来の安値となる10万7000ドル台をつけた。(注:チャートは米ドル表記です)

リップル

gumi購入発表も買い材料にならず

29日に東証上場のゲーム企業・gumiが、今後25億円分のリップルを購入すると発表した。gumiはすでにビットコイン購入を行っており、仮想通貨購入事業をさらに拡大することになる。29日朝方には435円だったリップルだが、この日は軟調な展開となり日中のgumiのリップル購入が発表されても地合は変わらず。そのまま夜から30日未明にかけて下げが続き、30日午前中には410円を割っている。(注:チャートは米ドル表記です)

エヌビディア

アリババ報道など受け3%続落

エヌビディアは28日朝方に5~7月期決算を発表し、売上高・純利益ともに前年同期より大幅アップで過去最高となる良好な内容だった。しかし今後の見通しに不透明さが残り、決算発表直後のNY株式市場で同社の株は1%ほど安い180.17ドルで終了。そして29日になると、中国のアリババがエヌビディア製品の代替になりうる半導体を開発したと発表。これが新たな売り材料となってこの日は序盤から軟調な動きが続き、終値は3.3%安の174.18ドル。時価総額は4兆2400億ドルとなった。

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