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Oct

来週月曜は中国のGDP発表

user 著者 鳥羽賢

来週の19日月曜に中国の7~9月期GDPが発表される。

前年同期比で5.2%増と予想

アメリカでは大統領選の投票日が近付いているものの、今週は特に大きな材料のない1週間だった。来週明け19日の午前11時に発表される予定の中国第3四半期GDPは、予想が前年同期比で5.2%増、前期比で3.2%増となっている。中国はロックダウンのために第1四半期のGDPが大きく落ち込み、第2四半期は前年同期比3.2%増とプラスに転じた。そして第3四半期も回復が予想されている。

来週月曜の展望

来週月曜は午前11時に中国の第3四半期GDPが発表されます。

日本225(円)

続落後先物がリバウンド

前日のNYダウは20ドル安と小幅安で終了し、その流れからこの日の日経225平均は29円安の23,478円で寄り付いた。前場は多少買いの動きが見られ、前場終了までに23,500円台の前日比プラス圏まで上昇。しかし昼休み中に先物が売られて後場開始直後には23,400円まで下がり、後場はそのまま23,400円台前半で推移。終値は97円安の23,411円だった。夕方以降の先物はしばらく動かなかったものの、夜過ぎにNY株の上昇を受け23,500円台までリバウンドした。

米ドル/円

米経済指標発表後反騰

米ドル/円は16日朝方には105円40銭付近にあったが、米追加景気対策が早期に成立しないとの悲観的見方を受け日中は下落。一旦は105円20銭に近付いた。そして午後9時半には米9月小売売上高が発表され、予想の前月比0.7%増に対し発表は1.9%増と堅調だった。この統計を受けて夜以降は米ドルが上昇に転じ、105円40銭を回復して今週を終えた。

トルコリラ/円

トルコリラがやや反発

コーカサス地方の紛争への介入問題などからトルコの地政学的リスクが高まっており、リラ安が続いている。もう1つのリスクであったロシア製ミサイル防衛システム・S-400のテスト問題では、トルコが来週を待たずして16日にテストを実施したと報道された。この動きでリスクがまた高まったが、16日のトルコリラは比較的安定。朝方から夜まで1リラ=13円20銭台後半で推移した後、午後11時頃に10銭ほどの反発が見られた。

ポンド/円

離脱を巡る報道や発表で乱高下

ポンド/円は16日午前中は135円70銭付近で推移。そして夕方になると、ジョンソン首相が今後もEUとの交渉を続けると発言したことから136円台まで上昇した。だがその後、ムーディーズによる英の格下げや、ジョンソン首相が「合意なき離脱に備えるべき」と発言したため50銭以上急落。しかし「英とEUの首席交渉官が来襲に交渉を再開することで合意」と報道されるとまた136円台まで上昇する乱高下の1日だった。

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