来週は米10月CPIなどが発表される。
7日は本来なら米10月雇用統計が発表される予定だったものの、米政府機関の閉鎖が続いているために9月の数字に続いて延期された。そしてこの日発表された米景気指標は予想を下回り、景気懸念を受けてNY株式市場前半は軟調な展開となりダウ工業平均は一時400ドル以上下落。しかし後半に切り返して終値は74ドル高だった。来週は13日木曜に米の10月CPIが、14日金曜にユーロ圏の第3四半期GDP改定値が発表される。
来週月曜の展望
来週月曜は午前8時50分に日本の9月景気一致指数が発表されます。
先週は週足で3,112円高と歴史的な暴騰相場になった日経225平均だが、今週はその反動で6日木曜を除き連日暴落となった。7日は359円安の50,524円で寄り付き、前場に大きく崩れて下げ幅が1,000円を超えた。後場開始直後に続落して一時は1,200円超安となったものの、そこで下げ止まり後場の残り時間はリバウンドして終値は607円安の50,276円。週足では2,134円もの暴落となった。
先月10日にトランプ大統領が対中100%追加関税を発表し、その影響で仮想通貨市場が急落して200億ドルもの強制決済が発生した頃から仮想通貨市場は軟調な動きが続いている。7日朝方に1,550万円だったビットコインは午前中から正午過ぎにかけて上昇したものの、夕方に1,520万円まで下落。今週5日につけた1,515万円の安値とほぼ同じ水準となった。その後は夜から8日未明にかけて1,600万円付近まで猛反発した後、8日日中以降は緩やかに下げている。(注:チャートは米ドル表記です)
ココア価格は去年暮れに12,000ドルの史上最高値をつけたが、今年に入ってからは西アフリカの生産国で生産量が回復する見込みや、価格高騰による需要減退懸念で下げが続いている。6日を6,200ドル付近で終えたNYココアは、7日もガーナやコートジボワールにおける生産量回復見通しを受けて下落。終了間際には一時6,000ドルを割って5,900ドル台をつけた。
テスラは6日に株主総会を開催し、イーロン・マスクCEOに対する最大1兆ドルもの超巨額報酬の採決を取り、承認された。前日を445.91ドルで終えたテスラ株だが、株主総会直後となった7日のNY株式市場では序盤からマイナス圏で推移。一時は下げ幅が5%を超え、終値は3.7%安の429.52ドルだった。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。