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Sep

来週はスイスとNZの政策金利発表

user 著者 鳥羽賢

来週はスイスとNZの政策金利発表がある。

今週は週を通して円高・米ドル安が進行

今週は日米英の政策金利発表があったものの、全て予想通りの発表内容で大きなサプライズはなかった。その一方で米英中銀からは将来的な追加緩和や緩和の長期化を示唆した声明が出ており、米ドルやポンドは軟調な1週間となった。特に米ドル/円は今週円高・米ドル安の動きが目立ち、7月末以来の104円台前半まで下落した。来週はスイスやニュージーランドの政策金利発表が予定されている。

来週月曜の展望

来週は午後9時45分からECBのラガルド総裁が発言します。

日本225(円)

先物が一時23,000円に接近

前日のNYダウは130ドル安と下落し為替も円高に動いているものの、東京株式市場は大きな下落にはならず踏ん張った。日経225平均は2円高の23,321円で寄り付き、その後は前場から後場まで23,350円を中心に細かい動きに終始。終値は34円高の23,353円だった。夕方以降はNY株式市場でダウが一時400ドル以上下落したことを受け、日経225先物が下落し一時は23,000円に接近した。

米ドル/円

7月末以来の安値に

すでに述べたように、今週になって為替市場では円高・米ドル安の動きが続いている。18日日中はしばらく104円80銭付近で推移していたが、FRBによる緩和の長期化見通しや米中関係悪化懸念を受け、午後から夕方頃にかけて円高・米ドル安が一段と進行。7月31日以来の104円台前半をつけた。午後11時に発表された米経済指標は予想より良好だったものの大きく反応しなかった一方、19日明け方に20~30銭上昇して今週を終えた。

トルコリラ/円

13円70銭台まで下落

ギリシャやEUとの対立が深まっているトルコは、今月になって通貨リラの下落が目立っている。18日も午後以降に下落し、一時13円70銭台をつけてこの日も史上最安値を更新。18~19日にかけて終日13円台に留まった。18日朝方に1ドル=7.55リラにあった米ドル/トルコリラも同様にリラが下落し、7.58リラまでリラ安となり最安値を更新した。

アマゾン

2ヶ月ぶりの3,000ドル割れ

9月になって米IT株の下げが目立ってきている。米中対立の激化など外的要因もあるものの、やはり8月以前まで上がり過ぎたことによる調整の感が強い。前日を3,008.73ドルで終えたAmazon株も、18日は序盤から中盤にかけて下げて3,000ドルを割った。終盤にやや持ち直したが3,000ドルを回復することはできず、終値は1.8%安の2,954.91ドルで7月23日以来の終値3,000ドル割れとなった。

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