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Dec

来週から年末の政策金利発表ラッシュ

user 著者 鳥羽賢

来週から年末の政策金利発表ラッシュに入る。

来週は6ヶ国が発表

今年も最後の月に突入しており、来週から年末の政策金利発表ラッシュが始まる。1週目となる来週にはオーストラリア、カナダ、アメリカ、ブラジル、スイス、そしてトルコが発表し、2週目である再来週に日本などが発表する。そのような状況だが5日夜に発表された米9月個人消費のPCEデフレーターは予想通りの前年同月比+2.8%で、この日のNY株式市場はやや材料難な展開に。ダウ工業平均は終日小幅なプラス圏で推移し、終値は104ドル高だった。

来週月曜の展望

来週月曜は午前8時50分に日本の第3四半期GDP改定値が発表されます。

日本225(円)

一時800円以上下げる

高市政権になってからの東京株式市場はボラティリティの高い相場が続いており、前日・4日の日経225平均は1,000円以上暴騰した。しかしNYダウは31ドルの小幅安と低調な取引で終わったことなどから、5日は498円安の50,530円で寄り付き。場中も前場はさえない動きとなり、一時は813円安の50,215円まで下落。後場になると多少は反発して終値は536円安の50,491円だった。

米ドル/円

一時154円台前半まで円高

今週になって日銀の植田総裁が12月19日の会合における利上げを検討していると発言して利上げの見通しが高まったことが円買い材料となっている。5日午前中には1ドル=155円付近だった米ドル/円は、午後から円高に動き午後3時過ぎには一時154円30銭台をつけた。だがそこで円高は止まりその後は反発してほぼVの字を描き、6日未明は155円台前半で推移し今週の終値は155円30銭だった。

ビットコイン

回復基調に乗れずまたも下落

ビットコインは10月上旬に1,900万円近くまで上昇して史上最高値をつけたものの、10月中旬以降は下げが続き11月21日には一時1,300万円を割った。その後は1,350~1,450万円付近で推移しているものの、以前のような力強い上昇はない。5日朝方に1,430万円だったレートは、この日も日中から夕方過ぎまで下げが続き6日に日付けが変わった頃に一時1,370万円まで下落。その後は6日日中から夜にかけてわずかに上昇している。(注:チャートは米ドル表記です)

メタ

メタバース予算削減材料で続伸

2020年頃からメタバースを基幹事業にする目標に向けて投資をしてきたFacebook運営のメタだが、メタバース事業は赤字が続いてきた。そして4日になって今後はメタバース予算を30%削減との報道が流れ、この材料を好感して3%以上上昇して661.53ドルで終了。翌5日になってもメタバース予算削減を好感した買いが続き、1.8%高の673.42ドルでこの日を終了した。

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