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24
Jan

本日英で離脱協定案採決

user 著者 鳥羽賢

15日に英下院が離脱協定案の採決を行う。

否決されると混乱の可能性

15日に英下院で、EU離脱協定案の採決が行われる。この案が可決されないとEUを円満に離脱することができないものの、下院には反対者が多く可決は極めて難しいと見られている。否決された場合は野党が内閣不信任案を提出する準備があると伝えられている。またEU離脱についても一からやり直しになるため、イギリスに混乱が広がりポンドのレートに影響が出ることが懸念される。

今日の展望

今日はイギリスで離脱協定案の採決が行われます。

日本225(円)

一時的に20,000円割れ

日本が成人の日で休場していた14日だが、シカゴやシンガポールの日経225先物は取引が行われた。朝方には20,200円前後にあった先物は、日中に円高が進行するとともに20,000円付近まで下落。夜には一時20,000円を割ったものの、その後はNY株式市場の反発とともに切り返して20,000円を上回る水準で15日朝まで推移した。

米ドル/円

日中は円高地合が継続

先週にFOMCの議事要旨やパウエル議長が利上げ休止を示唆したことによる円高地合が、週明けになっても続いた。また中国の12月貿易額が去年より減少していたことも、景気後退懸念からリスク回避の円買いを進ませた。108円台半ばから今週をスタートした米ドル/円は、日中に下落し夜までに108円に接近。しかし15日未明になると円高も一服し、108円20銭付近で横ばいが続いた。

先週に続き1,300ドル前で失速

米ドルと反対に動くことが多い金だが、この日はそのセオリー通りに動いた。先週に1,300ドルに接近した後反落したNY金は、14日朝時点では1,290ドル付近に。そのまま米ドル安の進行とともに金は緩やかに上昇が続き、夜には先週に続いて1,300ドルに近付いた。だがその後、英下院で離脱協定案が可決される可能性が高まったと報道されたためにリスク回避姿勢がやや弱まり、10ドルほど急落。またも1,300ドルを超えることはなかった。

ポンド/円

離脱協定案可決見通しで一時急騰

15日にEU離脱協定案の採決を控えているイギリスは、否決される見通しが高いため14日日中はポンドが軟調。全般的な円高地合もあり、朝方の139円台から夕方には138円台まで下落した。そのまま夜まで139円付近で推移。だが夜になって一部のメディアが可決される可能性が出てきたと報じ、それを受けて夜中頃に一時140円まで急騰。しかしあくまで可能性に過ぎないため、ポンド高は続かず急騰後に139円台前半まで反落した。

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