7日の午後9時半にアメリカの6月雇用統計が発表される。
7日の午後9時半に、米6月雇用統計が発表を予定されており、今回は前月比18万人増と予想されている。それに先だって6日に発表された米6月ADP雇用統計は、予想の前月比18万5000人増に対し、発表は15万8000人増だった。ADP雇用統計の数字は予想より悪かったものの、雇用統計はADP雇用統計とは全く違う数字が出ることが多く、それほど参考にはならない。
今日は午後9時半にアメリカの6月雇用統計が発表されます。
前日のNY株式市場はそれほど動かなかったが、北朝鮮の地政学的リスクが残る6日の国内株式市場は軟調な展開だった。日経225平均は20円安の20,061円で寄り付いた後、前場から下落。後場になっても下げは続き、終値は87円安の19,994円と6月16日以来約3週間ぶりに20,000円を割り込んだ。夕方以降の先物の時間もNY株式市場が下げたことから、日経225先物が続落した。
すでに述べたように、6日の午後9時15分にアメリカの6月ADP雇用統計が発表され、予想より低い数字だった。6日の米ドル/円は日中から夜にかけて113円前後で小動き。そして夜になってADP雇用統計が発表されたものの、それほどレートに影響はなく7日朝まで113円~同30銭のレンジで小幅推移した。
ユーロ圏のインフレ率が今年になって堅調に推移していることや、最近のECB幹部の発言などから緩和縮小観測が高まっている。そして6日午後8時半に発表された理事会の議事要旨では、「インフレ見通しが改善すれば緩和的バイアスが見直される」など、緩和解除を示唆する文言も含まれていた。これらの材料からユーロ高が進行し、ユーロ/円は129円台から上伸し約1年半ぶりの高値を更新した。
米エネルギー情報局(EIA)が、6日に週間原油在庫を発表。予想の前週比230万バレル減に対し、発表は630万バレル減と大幅に減少幅が上回った。またガソリン在庫の方は、予想が前週比110万バレル減、結果が370万バレル減だった。発表前は45ドル台で推移していたNY原油は、米在庫の減少を受け一時46ドル台に上昇。しかし世界的な供給過剰感はぬぐえず、その後は7日朝にかけて45ドル付近まで下落した。
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