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28
Jan

本日米雇用統計発表

user 著者 鳥羽賢

1日の午後9時半にアメリカの8月雇用統計が発表される。

米雇用統計は18万人増を予想

1日の午後9時半に、アメリカの8月雇用統計が発表される。30日水曜にはそれに先だって米8月ADP雇用統計が発表され、予想を大幅に上回る23万7000人増という数字が出た。アメリカの景気は好調であり、今回もいい数字が出る可能性が少なからずある。NY株式市場はここ2~3日はリバウンド相場が続いており、雇用統計の数字次第ではさらに上昇するかもしれない。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの8月雇用統計が発表されます。

日本225(円)

リバウンド相場が継続

北朝鮮リスクが多少は後退したことから、国内株式市場はリバウンド相場がこの日も継続。日経225平均は85円高の19,591円で寄り付いて始まり、開始後すぐに19,600円台まで上昇。そのまま前場から後場を通して19,600円台をキープし、終値は140円高の19,646円だった。夕方以降の先物の時間はNY株式市場が上昇したものの、為替が円高になったことから日経225先物は19,600円台で横ばい。

米ドル/円

米財務長官の発言で米ドル下落

アメリカのムニューチン財務長官が31日に、「ドル安はアメリカの貿易にとって有利」と発言。この発言から米政権が米ドル高を望まず、むしろ米ドル安を望んでいると市場に受け止められた。31日日中から夜にかけて米ドル買いが続き110円台半ばまで上昇していた米ドル/円は、この発言により下落に転換。1日未明には一時109円台をつけた。

WTI原油

ハリケーンの影響出尽くし感で上昇

米南部にハリケーン「ハービー」が上陸し、その影響で石油関連施設が操業を停止し原油在庫が積み上がるという観測が過去数日間台頭。そのため原油相場は下落が続いていた。しかし31日になるとハービーが熱帯低気圧に変わったことなどから、これ以上の原油生産への影響はないという見通しが浮上。そのためこれまで数日間の相場の流れが逆流し、原油買いが広がりNY原油は47ドル台に上昇した。

カナダドル/円

GDP好調のためカナダドル買い

31日の午後9時半に、カナダの第2四半期GDPが発表。予想の前期比年率+3.7%に対し、発表は+4.5%とかなり好調な数字が出た。カナダドル/円は31日日中から夜にかけて87円台半ばで横ばい。しかし好調なGDPの数字を受けて50銭ほど急騰。その後も1日朝にかけてさらに上がり続け、88円を突破し朝には88円30銭付近まで上昇した。

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