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28
Jan

本日米雇用統計が発表

user 著者 鳥羽賢

3日には米1月雇用統計が発表される。

雇用統計前の様子見でNY株式市場は小幅推移

日本時間の2日未明にはFOMCから政策金利が発表されたが、3日には米1月雇用統計の発表が控えている。今回の事前予想は17万5000人。1日の1月ADP雇用統計は予想を大幅に上回る24万6000人という数字が出ており、雇用統計もいい数字が出ることが期待される。2日のNY株式市場は、雇用統計前の様子見ムードが強く小動きだった。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの1月雇用統計が発表されます。

日本225(円)

円高と長期金利上昇で売り

トランプ大統領の発言などを材料にして、この日は日本の長期金利が上昇。約1年ぶりに0.115%をつけた。前日のNY株式市場が小幅高だったことから2日の日経225平均は前日終値とほぼ同じ19,152円で寄り付き。しかし長期金利上昇などから場中には売りが優勢となり、後場早々に19,000円割れ。その後も下がり続け一時は高値から300円近く下がり、終値は233円安の18,914円だった。

ポンド/円

英インフレ見通しが引き下げ

英中銀が2日の午後9時に政策金利を発表。0.25%のまま据え置きだった。また資産購入プログラムも、4350億ポンドで変更なしだった。しかし同時に発表されたインフレレポートでは、2017~18年のインフレ率見通しがわずかに引き下げられた。インフレ見通しの引き下げから、発表後にはポンド売りが続いた。発表前に142円20銭付近にあったポンド/円は、発表後に141円付近まで下落しその水準で3日朝まで推移。

豪ドル/円

貿易収支好調で豪ドル高

2日の午前9時半に、豪12月貿易収支が発表。予想の20億豪ドルの黒字に対し、発表は35億豪ドルの黒字と上回った。また同時に発表された12月住宅建設許可件数も、予想よりは多少良かった。これらの指標から発表後は豪ドルが上昇。発表前に85円90銭だった豪ドル/円は、発表後に86円台半ばまで上昇しその後も86円台に留まった

WTI原油

イランミサイル問題にも関わらず堅調

今月になってイランが弾道ミサイルの発射実験を行っていることから、アメリカがイランに対して制裁を行う可能性が浮上している。ただイランの問題にも関わらず2日の原油相場は堅調で、一時54ドル台まで上昇。ただその後はやや反落して53ドル台に後退した。12月半ば以来NY原油は50ドル超でずっと推移しており、一時ほどの原油下落傾向は見られなくなっている。

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