LINE
11
Feb

本日日本の株式市場は休場

user 著者 鳥羽賢

11日は東京株式市場が休場となる。

NASDAQ等は史上最高値を更新

11日は建国記念の日で、日本の株式・先物市場は休場する。前日・10日のNY株式市場は、新型コロナウイルス懸念が後退し終日堅調な動き。S&P500指数は3,350を越え、またNASDAQ総合指数は9,600を越えてどちらも史上最高値を更新した。そのような状況だが11日はFRBのパウエル議長が米下院で証言を行い、また12日には上院で証言を行う予定になっている。

今日の展望今日は午後12時からFRBのパウエル議長が議会証言を行います。

日本225(円)

2日続けて下落

前日のNYダウは277ドル安と5営業日ぶりに下落し、その流れからこの日の東京市場も朝から軟調だった。日経225平均の寄り付きは196円安の23,631円。場中も前日比マイナス圏での動きが続き、前場には一時23,800円まで接近したが後場になるとまた下落。終値は142円安の23,685円だった。夕方以降の先物はしばらく23,600円台で推移していたが、11日未明になってNY株高とともに上昇した。

リスク回避姿勢の後退で下げる

米ドルと反対に動くことが多い金だが、この日はそのセオリー通りに動いた。日中から夜にかけて米ドルが緩やかに下落するとともに、10日朝には1,570ドル台前半にあったNY金は緩やかに上昇し1,580ドルに近付いた。だが11日未明になるとNY株式市場が上昇しリスク回避姿勢が後退すると、米ドルが上昇するとともに金は売られて11日朝までに1,570ドルを割った。

WTI原油

再び50ドルを割る

NY株式市場は10日になって上昇に転じたが、原油は世界経済の後退懸念からくる需要減退懸念でまだ売りが続いた。先週を50ドル台で終えたNY原油は、先週末にロシアがOPECの減産拡大案に同意していないと報じられたことなどから、週明け10日には朝から下落し49ドル台をつけた。その後も大きなリバウンドは見られず、11日朝まで50ドル付近で細かい上下が続いた。

天然ガス

2016年以来の安値を更新

今後は気温が上昇し寒さは峠を越えたとの予報から、最近のNY天然ガスは下落が続いている。先週は100万BTU=1.85ドル付近で終了した天然ガス価格は、今後の気温上昇予報から週明け朝には早くも1.8ドルを割った。その後も日中から夜にかけて下げが続き、11日朝までに1.77ドル台まで下がり2016年春以来約4年ぶりの安値を更新した。

この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。

世界の取引チャンスを活かしましょう