アメリカのトランプ大統領が20日に就任式を迎える。
アメリカのトランプ大統領が、いよいよ正式に就任となる。就任式は現地時間の20日午前11時半、日本時間の21日午前1時半から開始される。トランプ大統領の就任式に合わせて全米各地では抗議行動などが行われる予定になっており、かなり波乱が予想される就任式となる。また金融市場もその時間に大きく変動することが予想される。
今日はアメリカのトランプ大統領の就任式が行われます。
19日の早朝にFRBのイエレン議長が講演し、2019年まで年数回の利上げを行うことを示唆。それを受けて為替市場で円が急落した。為替が円安になったことから19日の日経225平均は高く寄り付き、前日比88円高の19,082円と19,000円を回復してスタート。その後もほぼ終日19,000円台で推移し、終値は78円高の19,072円だった。夕方以降はNY株式市場が下落したが円安がそれを相殺し、先物は19,100円付近で20日朝まで推移。
すでに述べたように、19日早朝のイエレン議長の講演で米ドルが急騰。19日の米ドル/円は朝から夜にかけて114円台後半で推移していた。そして現地時間の19日にトランプ政権のムニューチン財務長官候補が、「強いドルは重要」と発言し米ドル高政策の継続を明言。この発言から米ドルがさらに買われ、一時115円台半ばまで上昇したがその後はやや反落した。
米エネルギー情報局(EIA)が、この日に週間原油在庫を発表。予想の前週比30万バレル減に対し、発表は230万バレル増と大幅増だった。この日は国際エネルギー機関(IEA)が月報の中で原油の生産量が引き締まりつつあると報告。IEAの月報から一時多少上昇したNY原油 [i] は、その後米原油在庫の増加から51ドル台まで下落した。
ECBが19日の午後9時45分に政策金利を発表、市場の予想通り据え置きだった。また量的緩和は今年4月から縮小して進めることが確認された。この発表にはユーロ/米ドルは動かなかったものの、午後10時半からのドラギ総裁の会見ではインフレに上昇トレンドが見られないと発言。ドラギ総裁の発言から、会見前の1.067から1.06程度まで下落した。しかしその後は20日朝にかけて会見前の水準まで反騰。
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