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本日イエレン議長が米議会で証言

user 著者 鳥羽賢

本日FRBのイエレン議長が米議会で証言を行う。

イエレン議長の証言は午後12時から

14日の日本時間午後12時から、米FRBのイエレン議長が上院銀行委員会で証言を行う。今回はトランプ大統領就任以降初めての議会証言となるので、どのような内容が出るか注目される。トランプ大統領はイエレン議長について「自分が大統領になったらクビにする」と発言していたこともあり、今後トランプ政権とイエレン議長がどのような関係を保って行けるのか市場は注視している。

今日の展望

今日は午後7時にユーロ圏の第4四半期GDPが発表されます。午後12時からイエレン議長が議会証言を行います。

日本225(円)

続伸し今年の最高値に近付く

トランプ大統領が先週行った減税政策の発表を示唆する発言から、各国の株式市場は堅調な動きが続いている。10日には500円近く暴騰した日経225平均だが、13日になっても続伸。寄り付きは135円高の19,513円と、今年の最高値である19,615円に近付いた。しかしその後は伸び悩み、19,400円台で推移しつつ終値は81円高の19,459円だった。夕方以降の先物の時間は特に大きな動きはなく、19,450円付近で14日朝まで推移。

WTI原油

先週の上昇から反落

先週金曜にはOPECが月報を公表し、その中で昨年末に合意した減産が順調に履行されていることが確認された。そのためにNY原油は一時54ドル近くまで上昇。しかし同じく10日に発表されたアメリカ国内の石油掘削リグ稼働数が前週比8基増とここ数ヶ月は増加が続いていることなどを材料に、13日になると原油は反落。13日夜には一時52ドル台に沈んだ。

リスク選好姿勢の広がりで金売り

すでに述べたように、金融市場にはトランプ大統領の減税政策への期待が残り、そのためにリスク選好姿勢が広がっている。リスク選好姿勢の広がりからリスク回避用の資産として見られる金は13日になって売られ、朝方に1,230ドルだったNY金は午後12時頃には1,220ドルを割るところまで下落。その後日付が14日になるとややリバウンドした。

ユーロ/米ドル

米債利回り上昇で600pip安

13日は米ドル/円やユーロ/円にはそれほど大きな動きは見られなかったが、ユーロ/米ドル [i] にやや大きな動きがあった。夕方頃に1.065にあったレートが、夜までに1.059と600pipほど下落。この背景には米国債券の利回り上昇があったと見られる。またユーロ圏は今後オランダやフランスで重要な選挙があり、これらの国がEUを離脱するのではないかという懸念が残っている。

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