3日はNY株式市場が現地時間午後1時で終了となる。
3日は米が独立記念日の前日にあたるため、NY株式市場は現地時間の午後1時(日本時間4日午前2時)までの半日取引となる。また4日は独立記念日のため全日休場する。そのような状況だが2日夜に発表された米6月ADP雇用統計は予想の前月比9万5000人増に反して3万3000人の減少だった。この統計を受けてNY株式市場ではダウ工業平均は10ドル小幅下落したものの、S&P500指数とNASDAQ総合指数は上昇して2日ぶりに史上最高値を更新した。
今日の展望
今日は午後9時半にアメリカの6月雇用統計が発表されます。午後10時45分にアメリカの6月製造業・サービス業PMIが発表されます。
前日のNYダウは400ドル高で終了したものの、為替市場では円高が進行したことなどからこの日の東京株式市場では日経225平均が355円安の39,631円で寄り付き。寄り直後にやや下げて39,400円台をつけた。しかしそこで下げ止まり、その後は前場の残り時間から後場にかけて上昇して後場には一時40,000円に接近。引け間際に多少下げて終値は224円安の39,762円だった。
ここ1~2年は逃避資産として金が多く買われてきたものの、4月後半頃から金は停滞し6月以降は代わりにプラチナ(白金)が買われて大幅高となっている。2日日中は1,360ドル付近であまり動かなかったNYプラチナだが、午後6時頃から上昇。上げは3日未明になっても続き、一時は先週につけた今年の最高値とほぼ同じとなる1,430ドル台まで上昇した。
ビットコインは2日早朝から朝方にかけて緩やかな下げが続き、午前10時過ぎには1,510万円近くまで値を崩した。だがそこで下げ止まり、その後は日中から夜にかけて大きく上昇して3日未明には1,570万円を超えた。また円高が進行しているため円建てより米ドル建ての方が最高値に近く、朝方に10万5000ドル付近だったレートはその後の上昇で夜には11万ドルに近づいた。(注:チャートは米ドル表記です)
4月頃から上昇が続くエヌビディアは、6月25日から30日まで4営業日連続で最高値を更新。その後7月1日には反落して153.30ドルで終了した。しかしエヌビディア株の買い意欲はまだまだ衰えず、2日はNY株式市場開始後一瞬だけ前日比マイナスになった後は上げに転じ、終値は2.6%高の157.25ドルで30日につけた最高値更新が視野に入ってきた。
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