3日夜に米ADP雇用統計が発表される。
3日の午後10時15分に米ADP雇用統計が発表を予定されており、前月比17万7000人増と予想されている。先週後半に大きな下落があった株式市場は、週明け1日には先週の下げ幅の半分ほどリバウンド。しかし2日になるとやや落ち着いた1日となった。NY株式市場にも目立った動きがなく、ダウ工業平均は前日比144ドル安で終了した。
今日の展望
今日は午後10時15分にアメリカの2月ADP雇用統計が発表されます。
前日のNY株式市場では週明けのリバウンド相場が続き、ダウは603ドル上昇。その流れから2日の東京市場でも日経225平均は276円高の29,939円で寄り付き、直後に30,000円寸前まで上昇した。しかし米長期金利が高止まりしていることへの警戒感は強く、前場に大きく売られて29,500円付近まで下落。後場になると一段安の29,300円台から400円台で推移し、終値は255円安の29,408円だった。
豪中銀が2日の午後0時半に政策金利を発表し、予想通り0.1%の据え置きとされた。2日午前中は82円台後半で推移していた米ドル/円だが、この発表は予想通りとあってほとんど反応はなかった。その後夕方頃に数十銭上昇し83円台後半に。そして3日の午前9時半には豪第4四半期GDPが発表され、予想の前年同期比1.9%減に対し発表は1.1%減と予想よりマイナス幅が少なかった。予想ほど悪くなかったGDPを受け、豪ドルが小幅上昇した。
先週まで米テキサス州に襲来した寒波の影響などから上昇が続いてきた原油価格だが、今週になって上昇が止まっている。原油の頭を押さえているのは、4日に開催する産油国の会合で減産縮小が協議されるという観測。2日朝方には60ドル付近にあったNY原油は、夕方頃に61ドルまで上昇。しかし日付が変わった頃に大きく下がって60ドルを割り、3日午前中には59ドル台で推移している。
2日午後10時半にカナダの第4四半期GDPが発表され、予想の前期比年率7.5%増に対し、発表は9.6%増と予想をかなり上回った。日中から夜まで84円台前半で推移していたカナダドル/円だが、GDP発表後に小幅上昇。その後も3日未明かけて特に目立った動きはなく、84円台半ばでの推移が続いた。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。