3日は重要な経済指標の発表が多い。
3日は午後9時15分に米3月ADP雇用統計の発表が予定されており、前月比14万8000人増と予想されている。また午後6時にはユーロ圏の3月消費者物価指数、午後4時にはトルコの3月CPIと重要な経済指標の発表が多い。さらに4日午前1時頃にはFRBのパウエル議長が発言をする。そのような状況だが2日のNY株式市場は米長期金利高が売り材料となり、ダウ工業平均は序盤から大幅マイナス圏での推移が続き396ドル安で終了した。
今日の展望
今日は午後6時にユーロ圏の3月消費者物価指数が発表されます。午後9時15分にアメリカの3月ADP雇用統計が発表されます。
前日のNYダウは240ドル安で終了したものの、2日の東京市場では日経225平均が89円高の39,892円で寄り付き。直後に上昇して40,000円を回復した。しかしそれ以上上昇できるエネルギーはなく、すぐに30,000円台に戻りその後は後場にかけて軟調な動きが継続。終値は35円高の39,838円だった。夕方以降の先物は米長期金利高などを材料に午後10時前後に大きく下がり、一時は39,500円をつけた。
ウクライナが断続的にロシアの石油施設に対してドローン攻撃を仕掛けているため、原油供給不安が高まり最近は原油高が続いている。そして2日になってまた新たな石油施設に攻撃をしてダメージを与えたとの情報が流れた。2日午前中は84ドル台前半で推移していたNY原油だが、この攻撃の報道などを受けて午後から上昇。85ドルを超えて昨年10月末以来の高値をつけ、その後は3日朝方まで85ドルを挟んだ動きが続いた。
ビットコインは2日朝方にはまだ1,050万円より上の水準にあったが、午前11時頃に数十万円急落。その後も夕方から夜にかけて下げが続き、午後10時頃には980万円をつけた。しかしそこでようやく下げ止まり、3日未明は1,000万円付近で落ち着いた。(注:チャートは米ドル表記です)
2日にテスラの今年1~3月期の販売台数が発表され、前年同期比9%減の38万7000台だった。また前期比で言えば20%もの大幅減になった。テスラの販売台数減はロックダウンなど特殊な事情のあった2020年4~6月期以来。前日を175.22ドルで終えていた同社の株は、この統計を受けて序盤に一時7%急落。その後もマイナス圏での推移が続き、終値は5%安の166.63ドルだった。
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