4日午後9時15分に米5月ADP雇用統計が発表される。
4日午後9時15分に米5月ADP雇用統計の発表が予定されており、前月比11万人増と予想されている。また午後11時にはカナダの政策金利発表があり、0.25%の利下げで政策金利は2.5%にされると予想されている。そのような状況だが3日夜には複数の米経済指標が発表され結果は強弱まちまち。NYダウは序盤に一時マイナス圏に沈んだものの中盤以降に上昇し、214ドル高で終了した。
今日の展望
今日は午後9時15分にアメリカの5月雇用統計が発表されます。午後11時にカナダの政策金利が発表されます。
前日のNYダウは35ドルの小幅高で終了し、その流れからこの日の東京株式市場では日経225平均が128円高の37,598円で寄り付き。前場には上昇して一時37,700円を超えたがその後急落。後場は前日終値付近で推移した末に、終値は23円安の37,446円とマイナス引けだった。しかし夕方以降の先物は円安の進行とともに上昇し、4日朝方までに37,700円を回復した。
ユーロ/円は3日朝方には1ユーロ=163円10銭付近にあったが、午前中には50銭ほど円安に動き、午後になると円高が進行して夕方頃には163円を割った。そして午後6時にはユーロ圏の5月消費者物価指数が発表され、予想の前年同月比+2.0%を下回る+1.9%だった。しかしこの統計にはあまり反応せず、夜から4日未明にかけて円安・ユーロ高に動き164円に接近したが、そこでユーロ高は一旦止まった。
3日午後3時半にはスイスの5月CPIが発表され、前年同月比-0.1%で約4年ぶりのマイナスインフレ率だった。この統計によって、現在すでに0.25%と低金利のスイスがさらに利下げをする見通しが高まった。この日のスイスフラン/円は午前中にやや上昇して1フラン=175円をつけた後、午後になると円高が進行。スイスのインフレがマイナスだったことで統計発表後も円高・フラン安が続き、午後9時頃には174円20銭をつけたがそこでフラン安は止まり、4日未明には反発した。
米とイランは核交渉を続けているものの、合意できるかどうかまだ不透明な状況にある。またロシアとウクライナの紛争も和平が見通せず、最近ウクライナが大規模攻撃を行ったことでまた激化懸念が高まっている。3日朝方に63ドルだったNY原油は、日中は緩やかに下げて午後7時頃には62.5ドルをつけた。しかしその後はイランやウクライナ懸念から急上昇し、4日未明には64ドルに接近した。
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