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Sep

本日は米雇用統計発表

user 著者 鳥羽賢

2日は米8月雇用統計が発表される。

雇用統計の予想は30万人

2日の午後9時半に米8月雇用統計の発表が予定され、前月比30万人増と予想されている。それに先立って31日水曜には3ヶ月ぶりに米8月ADP雇用統計が発表され、予想の前月比30万人増に対し発表は13万2000人増と予想をかなり下回った。そのような状況だが市場では米利上げ継続観測が残り、1日のNYダウは序盤はマイナス圏で推移。しかし中盤以降に反騰し、終値は146ドル高と5営業日ぶりの上昇だった。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの8月雇用統計が発表されます。

日本225(円)

景気懸念で大幅安

前日のNYダウは282ドル安と4日続落し、その流れと景気後退懸念から1日の東京株式市場は連日の軟調な展開となった。日経225平均は294円安の27,797円で寄り付き、前場に200円ほど下落。後場になると27,600円付近で推移し、終値は430円安の27,661円だった。先物は夕方から夜にかけてあまり動きがなく、2日未明には200円ほど上昇したが朝方に27,600円付近まで下がってきた。

米ドル/円

24年ぶりの140円

1日未明には円安・米ドル高が進行し、午前中には1ドル=139円70銭まで上昇。その後日中はしばらく139円台に留まった。だが午後9時半に発表された米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで発表後米ドルが上昇。さらに午後11時に発表された米8月ISM製造業景況指数は予想を上回り、発表後にまたも米ドルが買われてついに1998年以来24年ぶりとなる140円を突破。2日未明には140円20銭付近で推移した。

WTI原油

中国ロックダウンを受け下落

米政府機関が31日夜に発表した米週間原油在庫は、予想の前週比100万バレル減に対し、発表は330万バレル減と予想以上の減少。この統計発表後にはNY原油が小幅上昇したものの、その後1日未明には89ドル付近まで下落してきた。日中には89ドル台に留まっていたが、中国がこの日から成都でロックダウンをすると発表したことなどを材料に夜以降再度下落。2日未明には一度86ドルをつけた。

天然ガス

気温上昇見通しで上げる

NY天然ガスは1日日中は100万BTU=9.1ドル付近で小動き。しかし夜になると今後気温が上昇して冷房需要がまだ残るとの見通しが出たことや、発表された米経済指標が予想より良好だったことなどを材料にして上昇。また夜には米週間天然ガス在庫が発表され、予想の前週比580億立方フィート増に対し発表は610億立方フィート増と予想を上回る増加だった。この発表後に一瞬だけ下げたものの、午後12時頃には一旦9.4ドル近くまで上昇した。

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